"FPS用語解説"カテゴリーの記事一覧
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「チルトするってどういう意味?」「アンレってなんのこと?」という疑問への回答記事です。
チルト (tilt) の意味
チルト tilt とは、
・傾ける。傾げる。
・傾く。偏る。片寄る。
という意味の英語の動詞です。カタカナで書くときは チルト または ティルトです。
英語の発音は ティルト の方が近いです。
参考資料:google翻訳「tilt」モニターアームを使って角度を付ける
tilt to the screen using the monitor arm
このように使います。ゲームのプレイを形用する チルト / ティルト
緊張や焦りによってミスを繰り返したり、
同様して合理的に判断できない状態を指す言葉です。この意味のティルトは賭けポーカーで使われ、
負けが込んで動揺し混乱した状態。大きな損失を取り返すために、無謀な勝負を挑んだり、
BET額を急に増やすようなプレイングを指します。FPSゲームでも、VALORANTのようなラウンド性のゲームでよく使います。
0キル5デスとミスで死にまくると、それ以降も冷静にプレイできなくなることです。チルトの特殊な日本語の言い回し
・チルチルしちゃった
・ティるった
・ティルティル(ミティル)チルトしそうになったら CHILL OUT を飲もう
chill は、冷気・寒気という意味。chill out で 冷静になる・頭を冷やせ という意味です。
通常のエナドリはカフェインなど興奮する系の物が多いなか、
このチルアウトは ノンカフェインで、GABAなど落ち着く成分が入っているため クールダウン系の珍しいエナドリです。リンク
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・FPSゲーム用語集
・VALORANT用語集
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「コンペって何の略?」「アンレってなんのこと?」という疑問への回答記事です。
コンペ の意味
コンペティティブ (competitive) を略して、コンペといいます。
VALORANTでの正式名称ですが、他のゲーム や eスポーツでもよく使われる言葉です。
一般的には競技シーンを指す言葉です。ただし、VALORANTや他のFPSゲームで使われる場合、別の意味があります。
ランキングポイントを掛けてレートを競いながら 遊ぶゲームモードを指します。
別の言い方に、ランクマッチ (Rank match) があります。
コンペティブ (competive) は間違い
ブログ や SNSを見ると コンペティブって書いてる人が多くいますが、competive (コンペティブ) という英単語は有りません。間違えないように気を付けましょう。
話し言葉ならまだいいです。そうい聞こえなくもないです。でも 文字にして書くのは かなり恥ずかしい間違いです。アンレの意味
アンレート を略して、アンレ といいます。
これもカタカナ英語で、アンレイティッド (unrated) または アンレーティング (unrating) が英語としては正しいでしょう。
アンレとは、何もかからない・ランキングやレートに影響しないで遊ぶゲームモードを指します。
アンレートはVALORANTの正式な用語ですが、他のゲームでもよく使われます。
同じ意味で使われる言葉に カジュアルマッチ や ノーマル ゲーム (normal) があります。
ノーマルをさらに略して、ノマ なんて呼ぶ人もいます。
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・FPSゲーム用語集
・VALORANT用語集
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「P2Wって何の略?」「Pay To Winってどういう意味?」という疑問への回答記事です。
P2W (pay to win) の意味
pay to win とは、課金要素が有利になるゲームのことを指す言葉です。
基本的には、課金額が大きくなればなるほど、ゲームが有利になる、MMORPGやソシャゲを指す言葉です。
ただし、最近では スキン課金の様に、ステータスは性能面は変わらないが、視認性が変わるような場合や、少ない一定課金で有利になる場合も P2W という事があります。P2Wとは、Pay to Win の略です。
to を英語の発音が似ている 2 (two) に置き換えて、省略し F2Pと書きます。P2W の読み方は、ペイ トゥ ウィン と呼んでいる人がほとんどです。
ピー ツー ダブリュー と呼ぶ人はあまりいないと思います。
日本語だと、基本プレイ無料 にあたります。最近の競技シーンがあるFPSゲームでは P2W が明確にあるタイトルは殆どありません
・タルコフの闇落ちとスタンダード
・APEX Legends の武器スキンでADSの見え方が変わる
などなどLOLや格ゲーなどは競技シーンが盛んですが、
スキンでパフォーマンスに差がでる場合もあります。
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・FPS用語集
・FPS用語解説「F2P」
・タルコフ用語解説「闇落ち」
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TwitchでVALORANTの配信を見ていて驚きました。
Pepper選手がDetonatioN Gaming Whiteへの加入のニュースで、
DetonatioN Gaiming を「デトネ」と略す人が居たことです。
多くのFPSゲーマーの中で デトネ と言ったら DeToNator のことを指すのですが、
新しい世代と会話する時に誤解されないようにここで纏めておきます。detonate (detonator, detonation) の意味
両チームとも同じ言葉を語源にしています。略歴の前に言葉の意味を知ってください。
detonateとは、
・爆発させる
という意味の英単語です。
detonatorとは、爆発させるモノ。つまり
・雷管
・起爆装置
を指します。
detonationは、動名詞なので
・爆発
という意味になります。
DeToNator (デトネーター)
2009年 9月 に設立
AVAで多くの実績を上げたプロゲーミングチーム
その後 Overwatch (OW) や PUBGでも活躍し、
ストリーミングビジネスでも国内トップを取ったゲーミングチームです。
ちなみに、日本人初のプロゲーマー 梅原大吾が 米 Mad Catz (デバイスメーカー) と契約しプロになったのが2010年 4月です。略称は、デトネ。もしくは DTN (ディーティーエヌ) です。
デトネーターは、当時の各タイトルの猛者を集めたドリームチームで、
今でもストリーマーとしてトップに君臨する 4BR を育てた実績があります。ただし、
近年では4BRがDeToNatorを卒業し、勢いがなくなっています。
競技シーンでは APEX と Rocket League くらいしか活動していません。
ストリーマーも4BRの抜けた穴を埋める人材を今育てているといったところでしょうか。これは賛否あると思いますが Youtuber や 配信者というのは個人で出来る事が多い、
大きくなるとチームや事務所にいるメリットがほぼ無いとされています。
なので、育てて儲けるという配信ビジネスとしては、DeToNatorの企業戦略が間違っていません。
ただ、後進が育成できればという条件つきですが。デトネと言ったら DeToNator です。
でも、勢いがなくネームバリューが下がっていて、デトネーションの方が知名度が高くなっているのも事実です。DetonatioN Gaming (デトネーションゲーミング)
2012年 に Counter Strike Online (CSO) のプロチームとして設立されました。
翌年 2013年からLOLに参入し、知名度を一気に上げました。
FPSゲームだとPUBGでも実績を上げています。略称は、DNG (ディーエヌジー) です。
今は、日本トップのLOL部門を筆頭に、格ゲー、VALORANTなど多くのプロ選手を抱える日本屈指のプロゲーミングチームです。早くからモバイルやCS機のタイトルにも参入しています。
そのため、若い層には馴染みがあり、
冒頭の デトネ=デトネーションという人が増えています。
PUBG全盛期にチームの募集要項を見ましたが、最低賃金が大卒初任給程度とされていて、当時のFPSプロゲーマー業界では破格の好条件でした。
今ではAPEXとVALORANTが国内で大きな人気を得て、実績あるチームのプロゲーマーの給料が上がっているのは納得ですが、当時はそういう時代じゃなかった。
筆者はその情報を見てから好意的な印象を持っています。
でも、デトネは DetonatioN Gaming のことじゃないけどね。
元オーナー※ 梅崎伸幸は、
自信もCSOのプレイヤーで、当時既に有名だったDeToNatorを知らないわけがありません。
無効はAVAメインだったので、CSOやLOLと住み分けが出来てるから類似の名称を付けたと言われています。ビジネス的にもこういう似たネーミングやロゴを使う企業戦略はよくあります。
有名なのだと、アメリカ大手コーヒーチェーンのスターバックスコーヒーと Mt.RAINIER や エクセルシオールが似ているロゴやブランドカラーの緑をまねている点です。
商標侵害にならないギリギリのラインを攻める戦略です。
悪く言うとパクリですね。※ 元オーナーとしたのは、DetonatioN Gamingは 2021年10月26日に GameWithの子会社になったからです。今でも梅崎氏はCEOとして活躍しています。GameWithはいわずと知れた、ゲーム攻略情報のWebメディア企業です。
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FPSゲームで使われる用語「FB (エフビー)」の意味について解説します。
「なぜFBが重要か」「FBって何?どういう意味?」
FB (エフビー) の意味
FBとは、First Blood (ファーストブラッド) の略です。
ファーストブラッドの意味は、最初の1キル目のことを指します。
バトロワFPSでは使われませんが、爆破FPSゲームではよく使われる用語です。
LOLなどのMOBA系ゲームでも使われます。
VALORANTでは、1試合で取った FB の数 がスコアとして表示されます。なぜFBが重要なのか
今はやりのVALORANTでも とても重要な数字で、
選手のスコアでも常に評価される指標になっています。
5対5と言った人数が決まっているタクティカルシューティングでは、
最初の1キルを取るとそのラウンドは人数差が生まれます。
5人のチーム戦だと1人減るだけで、取れるエリア、カバーできる射線の数が圧倒的に不利になります。
だから、最初に1キルとるのは重要です。
クリアリング や ピークする側でとても重要なのが1人で撃ち負けないことです。
FB取られても、すぐに取り返せれば人数差は生まれません。
チームゲームで カバーがいかに重要か分かっていただけると思います。FBがどれだけ多くても、それ以上に最初に死ぬラウンドが多いと意味がありません。
そういう意味で、FBは FDと並べて評価されます。
関連記事「FPS用語解説 FD:First Death」とは言え、ラークという相手の裏を突くプレイが刺さると非常に強力です。
これは味方のカバーはもらえないからリスクは大きいですが、
FBを取れる非常にリターンの大きい行動です。
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