FPSエイム研究所

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キーボードのスイッチ解説

ドイツのCherry社のMXスイッチがキーボードは基準になっています。
ほとんどのメーカーが、チェリーMX互換スイッチを開発しています。

スイッチが違うと、押す強さ、跳ね返り、押す深さが変わるので、キーボード選びで一番重要な部品です。
作動点は、アクチュレーションポイントとも言います。これについては別に個別記事で解説しているので、そちらも併せて読んでください。「アクチュレーションポイントの解説」記事


青軸(ブルー)
差動力:50g
作動点/合計移動距離:2.2mm/4.0mm
クリッキー

茶軸(ブラウン)
差動力:45g
作動点/合計移動距離:2.0mm/4.0mm
タクタイル

赤軸(レッド)
差動力:45g
作動点/合計移動距離:2.0mm/4.0mm
リニア

チェリーMX互換で一番有名な会社は Kaihua Electronics社です。
単なるコピー品は沢山あるのですが、
Kailh(カイル)スイッチは 軽い鍵打圧と 浅い押下距離のスイッチを開発しました。
これが大ブームとなり、各キーボードメーカーの最上位モデルに搭載されるようになりました。
今も続く、反応速度と静かなキーボードの時代を作ったスイッチです。

銀軸(シルバー)
差動力:40g
作動点/合計移動距離:1.1mm/3.5mm
リニア


Logicool、Razer、HyperXなどもスイッチメーカーと協力したりし、
オリジナルスイッチとして販売してます。

Razer キーボードに搭載されている、自社スイッチ(主な物)

Hunstman V2 Analog
差動力:45g
作動点/合計移動距離:1.5mm~3.6mm/3.6mm
反応位置(作動点)を調整可能なスイッチ
プレス時(押す)とリリース時(離し)で2つのアクションが設定できるキーボード。
グレネードを構え+投げ、など2アクションをワンボタンで出来るようになるスイッチ。
Razer Huntsman V2 Analog」に搭載、お高い

グリーン
差動力:50g
作動点 (リセット位置)/合計移動距離:1.9mm (1.5mm)/4.0mm
タクタイル

イエロー
差動力:45g
作動点/合計移動距離:1.2mm/3.5mm
リニア

オレンジ
差動力:45g
作動点 (リセット位置)/合計移動距離:1.9(1.85)mm/4.0mm
タクタイル(カチッと押した間隔はあるが、音はほぼ鳴らない)


CherryMX互換じゃないスイッチを採用していて、ゲーム用途で使える反応速度と耐久性のあるキーボードはほぼありません。
唯一、東プレ REALFORCEは、業務用キーボードメーカーながら、ゲーム使ってもトップクラスの性能のキーボードを発売しています。

【関連記事】
・アクチュレーションポイント解説

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