TRSってなに?TRSって何の略?TRSの点数ってどうやって上げるの?
【目次】
・TRSの意味
・TRSの問題点
・TRSの活用方法
・高得点の出し方
更新履歴:
2023/6/1 新規投稿
TRSの意味
TRSとは、ゲームの統計サイト大手「Tracker Networks」が導入した独自のスコアです。
Valorant と League of Legends で、それぞれ4つの指標を総合的に判断し、
試合のパフォーマンスを1,000点 満点で評価し、
それを平均して 各プレイヤーの強さを表すものです。
参考文献:tracker.gg公式「Tracker Score は我々の提唱する新しいレート指標」
TRSは、Tracker Scoreの省略形です。
VALORANTの TRSの定義
勝率(WIN %)
KAST (別記事参照:「VALORANT用語 KAST解説」参照)
ACS (別記事:「VALORANT用語 ACS解説」参照)
ダメージデルタ (与ダメ ー 被ダメ)
これらの4つの指標を1000点満点で表したものです。 内部レート
公式サイトの解説だけだと、わかり難いので個人的に補足すると、
この勝率というのは、ラウンドの勝敗を指していると思われます。
負けたチーム側だと、他のスコアが良くても点数が伸びません。
接戦になっても900点以上は出にくいです。
TRS(Tracker Score)の問題点
勝敗の影響が大きい
このスコアについて調べ始めた時は、試合ごとのパフォーマンスを見て、
TRSが低いスコアを見直して改善したりって使えるのかなと考えました。
しかし、これは自分が活躍してもチームが弱くてぼろ負けしたら低いスコアになります。
ボロ負け試合のACS200ってすごく頑張ったプレイヤーでも、
TRS 100点 くらいになっちゃいます。
この数値は、たくさんの試合を積み上げて、
最終的には、平均値としてプレイヤーの強さを表すためだけの数値です。
1試合ごとの数値には、意味がないと考えていいでしょう。
問題点② 4つの指標が同じ配点
勝率・KAST・ACS・ダメージΔがそれぞれ250点配分で持っているようです。
個々のプレイヤーの実力を表すスコアが、こんなシンプルな点数付でいいのか? ACS:250くらいで満点?300とっても大差ない。
League of Legends のTRS
ちなみに、参考にした公式資料ではLoLについても書かれています。
勝率
獲得ゴールド/分
ビジョンスコア
キル関与率
これらをもとに1000点満点で評価しているスコアがTracker.gg(LoL版)にあるようです。
Tracker Scoreの活用方法
トラッカースコアは、ここの試合を振り返るのには使いにくい数値です。
ソロランクでは、マッチング差でどうにもならない試合が多くあります。
TRSの数値は、そういう試合もしっかり低く出てしまいます。
なので、試合数を沢山やったうえで、
平均的な自分の実力を見るための数値です。
また、複数の指標をまとめて1000点で表しているので、
個人の改善点を見つけるような使い方はできません。
いろんな方法でValorantのスキルを上げて、
長い期間で自分の成長を見るにはいいスコアだと思います。
(というかせっかく作ったんならTRSのランキングも表示してくれ。)
TRSの上げ方
1000点近くのスコアが出るときの条件
ラウンド:13-10
ACS:300
KAST:80%
ダメージΔ:50
それぞれの数値が独立して評価される仕組みなので、
どれか1つでも低い数値だと、一気に200点近く下がります。
なので高得点を出すためには、すべて満たすようにプレイすべきです。
逆に、著しく低い数値を出すと、その部分だけで ー250 ポイントされます。
ラウンド:10ー13以上のラウンド差で負ける
ACS:100
KAST:60%
ダメージΔ:-50
関連記事:
・VALORANT用語一覧
・「ACS」の解説
・「KAST」の解説
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