FPSエイム研究所

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【コンピューター用語】アンチタンパ―

この記事はオンラインゲームで使われる対チート「アンチタンパ―」について解説するものです。
「タンパ―って何?」「アンチタンパ―ってアンチチートと何が違うの?」という疑問を持った人に読んでほしいです。

アンチタンパ―の意味

アンチタンパ―とは、チート防止データやプログラムを不正な処理から守る仕組み の1つです。
インターネット通信を行うソフトウェアの脆弱性を保護する仕組みとして、ここ数年注目されているジャンルです。
オンラインゲームだけでなく、防犯カメラやATMなどデータ改ざんを守るために 今も研究が盛んにおこなわれています。

最近のゲーム業界では、Valorant に導入されて実績のある Riot Vanguardが有名です。
ちなみに、Apexでも同じ開発元「Byfron Techhnology」のアンチタンパ―「HYPERION」が導入が決定されニュースになりました。ただ、エペはSteam版のみなんですよねぇ・・・。チーターはSteam版がほとんどってことなんでしょうかね?どうなんでしょうEAさん。

タンパ― (Tamper) の意味

英語「Tamper」の意味
 ・(許可なく不正に) 改変する。変更する。改ざんする。
 ・(食品などに) 異物・毒物を混入する。
 ・不正な交渉をする。不正な買収をする。
 ・邪魔をする。干渉する。
ここから、コンピューター・情報通信・情報処理の用語として広く使われるようになってます。
 ・不正にデータを改ざんする
 ・悪意のあるプログラム書き換え
タンパ検知」「耐タンパ性」などがよく使われます。

アンチチートとアンチタンパ―の違い

アンチチートは、不正な処理を行うプログラムやプロセスを検知して排除する仕組みのことです。

対して、アンチタンパ―はデータ改変を検知し、その処理を妨害する仕組みです。
例)プレイヤーの位置情報をいじる。キャラクターの位置をワープさせたり、本来 見えない角度が見えたり(ウォールハック)
プレイヤーの移動速度をいじる。(加速チート)

こういうゲームの内部データ や サーバーとの通信データを改変を検知し妨害するのがアンチタンパ―です。

アプローチが違うだけで、アンチチート も アンチタンパ― も ほぼ同じような動作を処理します。

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