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ヴァロのラウンド毎に入るお金の仕組みと、それに関連する戦略や用語について解説
VALORANTには、CSGOのようなマネーシステムが採用されています。
他のFPSゲーム出身者や、VALORANTが初めてのFPSと言う方には、
少し複雑なシステムになっているのでここで整理して覚えましょう。
お金は、「武器」「シールド」「アビリティー」を買うため使います。
お金は、ラウンド開始前に以下のテーブルに従って配布されます。
ラウンドボーナスマネー早見表
ゲーム開始 800 ラウンド勝利 3000 ラウンド敗北 1900 2連敗 +500 3連敗 +1000 敗北生き残りペナルティ 1000(固定) キルボーナス(1キル毎) 200 スパイク設置・解除(チーム全員) 300
【基本的な考え】
ラウンド敗北する際に生き残ると1000cになる。
高い武器を所持していない場合は、基本的にデスするように立ち回る
※相手のUltポイント状況も加味する必要がある
マッチ開始時・攻守交代時のゴールドは「800」なので、サイドアーム(ハンドガン)しか買えない。
①ラウンド目と⑬ラウンド目は「ピストルラウンド」と呼ばれる。
ピストルラウンド勝者チームは、3000チャージ得られる。
次のラウンド(②、⑭)はその有利を利用し、安価なサブマシンガン「フレンジ―」を購入し、連勝を狙う。
ピストルラウンド敗者チームは、1900チャージしか得られない。
②ラウンド・⑭ラウンドは、連敗ボーナスを意識しつつ、安価なサイドアームを利用する。
その際、相手に武器持ち越しを許さないために、チームで固まって動き、なるべく多くのキルを狙う。これを「削り」「削る」という。
⑫ラウンド終了後の攻守交替で所持ゴールドや連敗ボーナスなどはリセットされ、
⑬ラウンドは、1ラウンド目と同じように800ゴールドスタートになります。
⑪⑫ラウンド目は、攻守交替前に、お金を使いきるように購入アイテムを調整します。武器の価格
シールド (ARMOR) の価格
クレジット 効果 ライトシールド 400 66%のダメージ吸収、25ダメージで無くなる ヘヴィシールド 1,000 66%のダメージ吸収、50ダメージで無くなる アビリティの価格
アビリティは使用するエージェントによってスキルの値段が異なります。
1つ 100 〜 300クレジットとかなり幅があります。
マネーシステムに関するVALORANT専門用語
エコ(エコラウンド)
ピストルラウンド敗者側が基本的に行う購入方法
次のラウンドはサブアーム (ピストル) のみで挑み、負けてもワース。
セカンドラウンド以外でも、ゴールドが厳しくチーム全員が バンダル/ファントム が買えない場合は エコラウンド にすることが VALORANTの基本です。
翌々ラウンドに「フルバイ」し挽回を狙う。
エコは、次にフルバイできるようにゴールド調整します。
英語では eco ということもありますが、saves (セーブ) / full saves と呼ぶことの方が多いです。
アンチエコ(unti eco)
アンチエコとは、エコラウンドの相手チーム側のラウンドを表す言葉です。
英語では Unti Eco と書きます。
アンチエコは、フルバイとは限らず、ただ単に相手がエコと言うだけです。
例えばファーストラウンド勝った側は、アンチエコですが、
サブマシンガンやショットガンを装備しますが、アサルトは買えないためフルバイではないです。
セカンドバイ(セカバイ)
ピストルラウンド敗者側が、定石の「エコ」を行わず、
2ラウンド目の勝利を狙って、ゴールド限界まで購入する作戦
セカンドバイを行って2ラウンド目も敗北すると、3ラウンド目もメイン武器が買えない。
敵チームは3ラウンド目も武器を持っているため、大きく不利になる。
勝てれば逆転の一手だが、相手の購入傾向が分かる競技シーン用。ランクマッチでは無謀な作戦。
調整ラウンド
「エコラウンド」に近い。装備が買えないくらいゴールド状況が厳しくなったチームが、そのラウンドは装備を買わずに、調整するラウンドの事
次のラウンドで、フルバイし逆転を目指す。
ヒーローバイ
ゴールド状況が厳しいチームが、チームメイト1人に武器を託す戦術
味方4人がサブ武器(ハンドガン)を使い、エイムの強い味方1人にアサルトライフル「ヴァンダル」「ファントム」を装備し、ラウンドを託す。
ワンチャン狙う作戦で、相当厳しい状況で行う博打戦術。成功したらカッコいい。
フルバイ (単に バイ / Buy とも言う)
スキル、シールド (アーマー)、武器のすべて買いそろえてラウンドを迎えること
英語でも full buy と言います
しばしば、エコと対比する形で、バイ (Buy) だけでフルバイを指すことも多い例)Sage ここはエコ?それともバイ?
Jett 俺のウルト使うから1本落とせる。バイで行こう。無理バイ(無理買い)
厳しいゴールド状況で、無理やり武器を購入する戦術
残りラウンド数が少なく、このラウンド負けると絶望的な状況で使用する。
または、エコ後のフルバイを目指さずに、武器劣勢でラウンド勝利を目指す。
武器をサブマシンガンにするか、
スキルやアーマーで節約しアサルトライフルを購入する。
英語では force buy (フォースバイ) と言います。THRIFTY (スリフティ)
クレジット差があるラウンドで、節約したチームが勝つこと
詳しくは別記事「THRIFTYの意味」で解説してます。
関連記事
・VALORANTの武器と価格一覧
・VALORANT用語集
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M.2 とは
M.2 SSDと書かれることもあります。
SSDの一種で、M.2 というインターフェース規格に対応したものを、M.2(エムドットツー)と言いますです。
従来型の SSD は、SATAと言うケーブルで接続するもの、
それに対し M.2 SSD は、マザーボードに直接接続するスロット形式です。
簡単に説明すると、メモリーのように直接基盤に接続する方式です。
SSDのメリット・デメリットはそのまま引き継がれます。
ここでは、M.2 特有のことについてのみ書きます。
SSDについて知りたい方は「ゲーミングPC用語解説 SSD編」を見てください
M.2のメリット
- 転送速度が高速(SSDの2倍~8倍)
- ケーブル不要(見た目スッキリ、廃熱効率も良い)
M.2のデメリット
- 規格が複数(type2280、type2260、type2242)2280が主流だが、マザボ要チェック
- 発熱がある
M.2 NVMe SSD にヒートシンク
M.2 はメモリと同じように高速駆動すると熱をもつことがあります。
チップにヒートシンクを貼り付けることで対応できます。
ゲーミングPCでのM.2 SSDの容量
通常のノートPCなどで使うSSDなら、256GB程度でも事足ります。
ゲームで使う場合は、ロードの長いゲームもSSDに格納します。
タルコフは、レイド前にデータロード・展開があるので特にSSDが重要
最近のゲームは、数ギガ、数十ギガがザラなので、512GB以上をお勧めします。
できたら 1TB以上の大容量M.2 SSDを選びたいところです。
512GBは、6,000円~9,000円くらいです。
>Amazonで 512GB以上のSSDを見る
1TBは、12,000円~15,000円くらいです。
>Amazonで 1TB以上(1024GB以上)のSSDを見る
おすすめメーカーは、政治論争、宗教対立が起きそうですが、
個人ブログなのでズバリ
特に キングストン と WD はゲーミングPCをターゲットにしたモデルを意欲的に投入していて、
これからも期待できるブランドです。
【関連記事】
FPSゲーマーにとって NVMe M.2 SSDが最適解です。この記事でもおすすめメーカーを書きましたが、半年たった今も状況変わらずです。
より具体的におすすめSSDを記事しましたので、併せて読んでみてください。
・FPSゲーマーにおすすめのSSD(SSDの選ぶ基準も)
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SSDとは?
SSDはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略
半導体素子メモリを使ったドライブ(記憶媒体)のこと
簡単に説明すると、USBメモリやSDカードをHDDの代わりに使えるようにしたもの
SSDのメリット
- 衝撃に強い
- 発熱が少ない
- 消費電力が少ない
- 読み書きの速度が非常に速い
- 作動音がない
- HDDに比べ小型化・軽量化できる
SSDのデメリット
- 容量が少ない
- 容量単価としての価格は高い
SSDはノートPCに適している
小型で軽量、衝撃にも強いので、ノートPCでは最適の記憶領域
消費電力が少なくバッテリーの持ちもよい
発熱が少ないので、ノートPCの廃熱問題も解決してくれる
SSDはゲーミングPCにも適している
ロードが非常に早いので、応答速度の重要なFPSゲームに向いている。
必須と言っても良いくらい
特に EFT のようにレイド毎に大容量のデータのダウンロード、データの展開が行われるゲームにはマストアイテム
【関連記事】
・FPSゲーマーにおすすめのSSD(SSDの選び方)
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FPSゲームでよく聞く「レレレ撃ち」ってどういう撃ち方なの?
横移動を繰り返しながら、弾をばら撒く様な撃ち方を レレレ撃ち と呼びます。
バカボンの名サブキャラ「レレレのおじさん」の箒を履きながら横移動する動きからきているらしいです。
レレレ撃ちの基本的な操作方法は、
左移動「Aキー」と右移動「Dキー」を交互に押しながら、
マウスで敵にAIMを合わせて、腰撃ちフルオート銃を撃ちます。
敵のAIMをずらしながら、銃を撃つ技術
正確性よりも、回避しながら、撃ちまくります。
主に近接距離で使われるテクニックで、
サブマシンガンのような発射レートの高い武器が使われます。
別名「adad(エーディーエーディー)」「adadspam」と呼ばれたりもします。
操作に使うキーボードの位置なので、これはこれで分かりやすいです。
こちらは、英語圏でも使われるワードです。
「レレレ」は日本のアニメキャラから作られたワードなので、日本専用です。
敵のAIMをずらし、回避は出来るのですが、
こちらのAIMもやりにくくなるので、慣れが必要です。
FPSゲームの多くは移動しながら銃を撃っても、
弾が画面真ん中に飛ばない、集弾しない仕様になっています。
そのため、多くのゲームでは、レレレ撃ちは弱い行動です。
敵と近距離で対面したときに、意表を突くトリックプレイ的な扱いです。APEXはレレレ撃ちを駆使して近距離で打ち勝とう
2021年流行っているゲームでは、「APEX Legends」がレレレ撃ちが強いゲームです。
APEXは、アーマーの耐久値が大きく、弾1発の威力が高くないので、近距離戦になりやすいです。
しかも、腰撃ちでも集弾し、弾が真っすぐ飛ぶので、レレレ撃ちは必須のテクニックになっています。レレレ撃ちの派生テクニック
しゃがみ動作も組み合わせる「屈伸レレレ撃ち」
リーンやジャンプを組み合わせる撃ち方もあります。
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「立ち回り」ってどういう事?
FPSゲームで立ち回りと言うと、
打ち合いを有利に行うための行動全般のことです。
具体的には、
・一方的に打てる場所をとる
・音を消して背後を取る
・高所から撃つ(見上げるAIMは難しいゲームが多い)
など
フィジカル強いプレイヤーはFPSゲームの花形ですが、
立ち回りが上手いプレイヤーのいぶし銀の魅力があります。
相手有利から撃ち合うので、AIMの調子が悪くても安定して打ち勝てるメリットもあります。「キャラコン」ってどういう意味?
キャラクターコントロールを略して、キャラコンと呼んでいます。
しばしば難しい操作を示すともあります。
VALORANTでは、レイズのブラストパックを使ったエントリー
APEXでは、レレレ撃ち。パスファインダーのグラップリングフックやジップラインのアクション
最近のFPSゲームでは、キャラコンで勝負が決まる様なタイトルが増えています。
VALORANTですと、
BBIのPepper選手などはキャラコンの上手さに定評があります
相手の虚を付くエントリーを見せてくれます。
敵だけでなく、視聴者もビックリさせてくれるトリックプレイは魅力的です。