FPSエイム研究所

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【最新】APEXプロゲーマーは稼げるのか? (ALGSの賞金額)

VALORANT VCT2022でZETA DIVISIONの大活躍の熱が冷めやらぬままに、
APEX ALGS2022を見れる幸せ

VALORANTの賞金については前回ブログにまとめました
 ・VCTの賞金額 (ZETAの獲得額と選手給与の試算)
今回は 世界大会が行われている最中のAPEX ALGS2022 の賞金についてみていって考察します。
 ・APEXの競技シーンは盛り上がっているのか?
 ・Apex Legendsのプロゲーマーは夢のある仕事なのか?

ALGSの賞金

Apex Legendsは、リーグとしての形も出来上がっており、賞金額なども公式HPにしっかりと掲載されています。
ALGS公式HP:エーペックスレジェンズ グローバルシリーズ賞金
大会の構成は、VALORANTとかなり似ています。

・2回のスプリットに分け地域予選 レギュラーシーズン1,2
・スプリット1のレギュラーシーズンを元に世界大会 ALGS Split1 Playoff
・スプリット1、プレイオフ、スプリット2の結果ポイントを元に世界大会 ALGS Championship

ここではVALORANTと比較するため1位と大会規模だけ書いておきます。

地域予選に当たるレギュラーシーズン

賞金総額 $125,000 (約1,700万円)
1位 $30,000 (約408万円)
凄いことに、日本が所属するAPAC Northも、北米 や ヨーロッパと同じ額です。
ただし、eSports先進国の韓国と同じグループです。
賞金額を日本円に換算するのに使用したレートは、1ドル=136円 (7/10時点の為替相場を参考) です。

スプリット1は 日本チームRiddleが1位。ただし、メンバーは韓国人3人 (Perkha、KaronPe、Obly)
スプリット2は、日本チームだと 3位になったGameWithの獲得。賞金額は$12,500 (約170万)

プレイオフ

賞金総額 $1,000,000 (約1億2900万円)
1位 $250,000 (約3400万円)
2位 $150,000 (約2040万円)
3位 $100,000 (約1360万円)
4位   $80,000 (約1088万円)

チャンピオンシップ

賞金総額 $2,000,000 (約2億7200万円)
 1位 $500,000 (約6800万円)
 2位 $300,000 (約4080万円)
 3位 $200,000 (約2720万円)
 4位 $160,000 (約2176万円)
 5位 $120,000 (約1632万円)
 6位  $90,000 (約1224万円)
 7位  $72,000  (約979万円)
 8位  $60,000  (約816万円)
 9位  $48,000  (約653万円)
10位  $36,000  (約490万円)
11〜15 $24,000  (約326万円)
16〜20 $18,000  (約245万円)
 ※ 2022年7月10日 日本のチームだとFnaticがTop20に残って本日決勝を迎えます。
21〜25 $12,000  (約163万円)
26〜30 $10,200  (約139万円) ORF(30)
31〜40  $9,000  (約122万円) PVX(32)、DNG(38)、FL(39)
これ以外にも、日本のゲーミングチームが海外選手所属のチームとして多数参戦してます。
(ZETA、RC、CR、SCARZ)
他のFPSに比べると日本のポジションは高く、賞金も高い。

地域予選・北太平洋(APAC North) でも、世界戦でも、どちらも
VALORANTの賞金より2倍もの賞金規模の大会になってます。
VCTの国内1位は100万円、でも VALORANTは5人チーム。しかもコーチやアナリストなどサポートが多く必要な戦略性の高いゲーム。
APEXは3人、しかもAIM力がもろに出るフィジカル重視のゲームで、1位 380万。

APEXのプロゲーマーは十分に夢のある仕事であると言えるでしょう。
ただし、APEXのプロチームを見ると、運営委母体が不安定だったり、
下位チームには殆どスポンサーがつかないアマチュアに近いチームもあります。
売却も多く、チームの離脱も多いため単純にVALORANTと比べるのは難しいです。

今はエペ、今後はヴァロも期待

エーペックスレジェンズがリリースされたのは2019年2月4日です。既にリリースから3年以上がたっています。競技シーンも3年目で成熟した市場です。ただし、2年目は不運なことにコロナで殆ど開催されなかったのが残念です。
対してヴァロラントは2020年6月2日リリース。競技シーンとしては2年目が行われている最中とまだ手探りで発展途上です。

よく言われる
「日本ではAPEXとFortniteが人気あるけど、世界的には人気が無い。」
「世界はCS:GO と VALORANT」
これは違うなと今回の賞金額とALGSの視聴者を見て思いました。
ALGSの視聴者はVALORANTに比べると少し少ない程度
FortniteとAPEXは競技シーン以外でもストリーマーでも大人気です。

正しくは、
APEXが他国より人気があるだけで、他のFPSタイトルが人気無いわけじゃない。
家庭用ゲーム機の普及率が圧倒的に高い日本では、
多くのの若いプレイヤー(小中学生)が APEX や Fortnite の無料FPSを楽しめる。
高いPCが無くても遊べる 2つのタイトルはプレイヤーも視聴者も多い
だから、日本だけAPEXが人気が他国より異常に高いだけで、VALORANTも人気ある。
CS:GOは、昔のタイトルだからベースがある他国が強いし、さすがに人気はない。
これが正しい他国の日本のFPSシーンを表す言葉だと思う。

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