FPSエイム研究所

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PC用語解説 バラック組みってなに?

バラック組みの意味

バラック組みとは、自作パソコンの仮り組みの方法で、PCケースを使わずに動作テストを行う方法

バラックの意味(語源)

英単語 barracks は、軍事用語で 仮設の拠点・兵舎・駐屯地の建物のことです。
災害時の仮設住宅や、ホームレスのブルーシートテントなどもバラックと呼びます。

バラック組みの目的

・初期不良のチェック
・故障パーツの特定
・ベンチマークテストやオーバー
・仮想通過マイニング
この3つの目的でバラック組みを行います。

初期不良のチェック

自作パソコンを新たに組む前に、初期不良が無いか確認します。
初期不良チェックのためにPCケースに入れてしまうと、問題が起きたときにとても面倒。
最小構成から始める
1、マザボ+電源のみ 通電確認
2、マザボ+電源+CPU+メモリ BIOS起動確認
3、グラボなどのパーツを一つづつ追加しての起動確認
4、OSを入れての確認
このように段階的に行う。PCケースに入れると面倒なので3で不良品が無いかどうかのチェックはまではバラック組みで行う

故障パーツの特定

自作でもBTOでも故障パーツの特定が難しい場合があります。
エラーコードから特定できなかった場合は、上の初期不良チェックと同じように最小構成からパーツを追加していって原因カ所を特定します。

ベンチマークテスト

これは特殊な用途ですが、自作愛好家にはパーツのオーバークロックしたり、
複数のパーツの比較を楽しむ方法があります。
頻繁にパーツを交換し、設定変更したり、ベンチマークを繰り返すにはバラック組みの方が便利です。

仮想通過マイニング
BITコインをマイニングする際に、沢山のグラボを搭載したPCを簡易的に組むのみのバラック組みと同じ様なPCの組み方をします。パーツ追加や故障時の対応が容易におこなえるためです。

バラック組みのやり方

バラック組みは全パーツをケースで止めずに組むだけです。
今のマザーボードはCPUファンだけでなく、ケースファンを取り付けないとエラーが出て、BIOSまで起動できないことがほとんどです。
そのため、PCケース付属のファンや電源は取り外して置くか、別に容易しておく必要があります。

バラック組みに便利な道具

専用フレーム

オープンフレームと呼ばれるものが出されています。自作愛好家がRGBパーツを見せる最終形態として愛用する人もいます。有名なメーカーに 長尾製作所 と 親和産業 の2社がメジャーです。
自作愛好家やベンチマーク勢が使っていることが多いです。

長尾製作所 オープンフレーム


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親和産業 オープンフレーム


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中華勢の安価なオープンシャシー

ビットコインマイニングなど沢山のバラックを組む人は、より安価な中華勢のオープンフレームシャシーを使う人が多いです。

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小さめのスチールラック

作業台の様にも使えて便利です。メタルラックはショートが怖いのでコルクボードか、木製の板を強いて使いましょう。不安な人は更に絶縁ゴムシートを敷くと安心です。滑らなくなって作業効率も上がります。
 
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予備電源とケースファン

PCファンについては、別記事でお勧めを紹介しているのでそちらを見てください。
有名メーカーのPCファンおすすめ

安いやつでも良いので、予備のPC電源も持っていると便利です。
というか持ってないと電源故障の調査ができません。


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