FPSエイム研究所

FPSゲームの解説ブログを運営しています。2023年は、RUST・APEX・VALORANT・タルコフをメインでやっていきます。

【FPS用語】当て勘(当て感、あてかん)

当て勘/当て感について、FPSゲームでの意味について解説します。ほかのサイトだと、ピンとこない内容が多かったので、なるべく詳しく、わかりやすい解説していきます。

【目次】
 ・一般的な「当て勘」の意味
 ・FPSゲームの「当て勘」の意味
 ・当て勘の使用例(APEX・VALORANT)
 ・誤用「当て感」
 ・誤用 当て勘=AIMがいい

変更履歴:
2023/6/4 新規投稿

当て勘の意味

ボクシングなどの打撃系格闘技でよく使われる言葉です。

格闘技での当て勘とは、
敵の防御の癖や考えを先に想定して、
パンチやキックを打って当てる勘のことです。

格闘ゲームなどでも使われ、そこからFPSゲームでも使われるようになった言葉です。

「当て感」と書いて解説しているブログにありますが、
間違いだと私は思います。
あとで詳しく解説「当て感って書くのはおかしい」

FPSゲームの当て勘の意味

シューティングゲームでの当て勘とは、
予測の正確さ・読み合いの強さを指します。

【使用例】
 当て勘エグイ
 さっきと違う動きしたのに、それでも撃ち負けるって、敵の当て感良すぎるだろ

FPSゲームの「当て勘」は、 APEXやOWのようなトラッキングエイム(追いAIM)が 重要なFPSゲームでよく使われます。
FPSゲームの打ち合いは、一瞬のAIM力で決まることが多いのですが、
エペ や OWは AIMをヘッドに合わせるだけでなく、
その後に、敵を追いかけて必要があります。
APEXを例にすると、
レレレ や スライディングジャンプなどキャラコンして敵も動きます。
その動きに合わせて追いかけるのがAIM力です。
当て勘というのは、モニターの敵の動きを見てAIMを合わせるのではなく、
読み合いの部分です。
敵の行動を先読みして、エイムすること。
その精度の高さを当て勘がいいと表現します。

VALORANTやCS:GOのような 短時間で撃ち合いが終わるFPSゲームでも使われます。
登場機会は少ないです。
・ショルダーピークなどでお互いの位置が分かっているとき、
飛び出すタイミング、飛び出す距離(ワイドピーク/マイクロピーク)の読みあいがあります。
特にピークする距離は、AIMを合わせていたら、待っている側が勝ちます。
逆に相手がAIMを置いている位置を外して、ピークできれば飛び出す側が有利です。
この場合、置きAIMがピッタリだった場合、当て勘が良いってことです。

・壁抜き・モク抜き
これらも当て勘と表現されます。
スモーク内の敵は見えないので、完全にタイミングと位置の予測だからです。

間違った「あてかん」の認識

ピンとこないというか、明らかに違うだろって思う解説

当て感

「弾が当たっている感覚」と解説する人がいます。
これ意味がわからないです
FPSゲームで弾が当たった時は、
見た目や音がなります。
それは感覚的なものではなく、確認できる事です。
明らかな事実として、画面・イヤホンで認識できることです。

当て勘=AIM力

AIM力と当て勘って何が違うのって質問に、
同じことだよ
って答えているQ&Aがありますが、
これにも違和感があります。
AIMは広義では駆け引きも含みますが、
「AIM力」となった場合は、
エイムを合わせる精度と速度のことです。
そこに読みあい要素が含まれません。
なので当て勘AIM(エイム) は別ものと定義して、
言葉を使い分けたほうがしっくりきます。

狭義のAIMです。
敵のヘッドに合わせたり、見ててる敵の動きに合わせるトラッキングエイムです。
当て勘は、
敵の見えていない部分の動きを、予測で保管することを指します。

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