前回、いわゆるチートについて解説しました。
ソフトウェアチートはプログラムチートと呼ばれる、不正なプログラムを使ったチートです。
チートには、これ以外にも数多くあります。
チート(Cheat)の意味については、前回解説した記事を先に読んでください
「【FPS用語解説】チートの種類(ソフトウェアチート)」
マクロ(macro)
キーボードやマウスにマクロと呼ばれる機能が付いたものがあります。本来の用途は、一つのキーに複数の動作を登録し、パソコンを便利に使うことです。
FPSでもリコイル入れながら、単発撃ちを繰り返すようなマクロを使う有名プレイヤーもかつていました。
殆どすべてのFPSゲームでこの機能を使うことを禁止しています。特に競技シーンでは、使用者は技びしい罰則規定が設けられています。
一般のユーザーでも悪質な場合は、アカウントBAN・アカウント削除と言った罰則が下されるので、安易に使用しないでください。
スマーフ(smurf)
スマーフとは、本来の実力を隠してプレイすることです。サブ垢を使って低ランクで遊ぶことを指します。ブースティング(boosting)
ブースティングとは、スマーフアカウントを使って、一緒にランクを行ったプレイヤーを勝たせる行為です。スマーフとブースティングで最近起こった問題
Valorantのプロ(元プロ)が、サブ垢使ってVtuberとプリメイドでランク戦を行ったことが問題となりました。CRのValorant部門の元プロ「Rion」さんやオーナーのCRおじじ、そのほかVtuberとZETA Division、CRのヴァロ選手が活動自粛とアカウント停止になった原因はこれです。
サブ垢プレイ自体は禁止事項ではないが、それでDuoや自分より低いレートのプレイヤーとランクマッチ。その時の指摘コメントにも、悪びれずあたかも正しい行為の様に対応し、厳しい罰則+自粛となりました。
言い出しっぺのRion(リオン)氏は、厳しい罰則が与えられました。また彼は過去に別チーム所属時に女性関係でトラブルもありました。結婚したし、問題児から大人になってほしいところです。
ゴースティング/スナイピング(ghosting/sniping)
ゴースティングとは、ストリーマーの配信画面をみて、敵チームのプレイヤー有利にゲームをプレイすることを指します。海外では、スナイピング(Sniping)と呼ぶことが多いです。配信者はスナイプ行為を嫌い、ゲーム運営からも禁止されている行為です。今は、配信者が悪いなんて言うのは時代遅れです。
ハードウェアチート(Hardware cheat)
一番よくあるFPSゲームでのハードウェアチートは、クロスヘアを表示するものです。ほとんどのゲームではゲーム内の設定で出来る表示しか許可されていません。本来、腰撃ちはアバウトなものですが、モニターが中心にクロスヘアを表示することで、腰撃ちでも正確にエイム出来てしまいます。マウスやキーボードの連射機能。FPS以外でも格闘ゲームなどでも使われるハードウェアチートです。人間の指では不可能な連射や操作をできる機能が付いたデバイスを使うことは禁止されています。
グリッチ(Glitch)
グリッチとは、ゲームのバグを意図的に不正利用することです。大会運営やゲーム運営で個別に禁止される行為があり、その利用は禁止されます。チーミング
インキュー開始時間を合わせて、同じマッチで敵となったプレイヤー同士が、敵なのに協力し合う事バトロワ系のFPSゲームでたびたび見られる不正行為
ランクを上げる目的や、ゲーム内の勝利報酬、愉快犯など様々な目的で行われる
フレンドリーファイヤー(FF)
ワザと自チームの味方を撃ち殺す行為・愉快犯
・ゲーム内アイテムを不正に奪う
出来ない仕様になっているFPSゲームも多い
PUBGやEFTは、FFが行えてSNS上で問題になる。
出来るゲームで一緒に遊ぶプレイヤーを掲示板やSNSで募集する際は十分に注意し、自衛しましょう。
チート以外の迷惑行為
チートまではいかないが、コニュニティ衰退を招く様な迷惑行為やマナー違反トロール行為
ワザと負ける様な行為・銃を構えず敵に突っ込む
・全体チャットや全体VCで自チームの位置を報告する
・チームの輪を乱す行為
・チームの勝利につながらない自分勝手な行為
死体撃ち
キルした相手の死体を撃ち続ける行為FPSゲームは、デス後も視点が残っていたり、キルカメラが見れるゲームが多いため、相手を煽るために行われる。
日本のゲームコミュニティでは非常に嫌われる行為です。
プロレスのようなエンタメ要素としてとらえる人が多いため、海外ではそこまで大きな問題にならない。
【関連記事】 FPS用語解説 チートの種類(ソフトウェアチート)
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