「ジグルピークってどういう意味?語源・由来は?」「ジグルピークってなんでやるの?」
ジグルピークの意味
ジグルピークとは、超小さく行うピークのことです。
ショルダーピーク、エルボーピーク、ベイビーピーク などと同じ意味で使われます。
英語では Jiggle Peeking といいます。
英語辞書のジグル (jiggle) の意味
jiggleとは、
(自動詞) 軽く揺れる。
(他動詞) 軽く揺らす。揺する。
という意味です。熟語でもよく使われます。
・jiggle my hand カメラなどの手振れ
・jiggle your knee 貧乏ゆすり
FPSゲームで使われるジグルピークそのままの意味が語源になっています。
由来は揺れ・振れくらい小さいピークという意味から来ています。
ジグルピークの目的
ジグルピークの狙いは大きく2つあります。ゲーム性によってどちらかの意味で使われます。
① 索敵・フェイント
② 被弾を避けて撃ち合うテクニック
目的①は 5対5のタクティカルシューティングでよく使われるジグルピークです。
目的②は 殆どどのFPSでも使うテクニックですが、単発武器が強いシチュエーションで使われます。
VALORANTのジグルピーク
ヴァロラントではジグルピークというと、小さくジャンプして行う ジャンプピーク です。
やり方は、
① 武器を近接 (ナイフ) に持ち替える(初速を上げるため)
② 少し遮蔽と前方に距離をあける(前移動するため)
③ 遮蔽の右からピークする場合、右前に移動しながらジャンプし、すぐに左移動し空中で遮蔽に戻る。その際、視線も動かし索敵も行います。
ヴァロのジグルピークの効果は、フェイント・索敵の意味合いが強いです。オペレーターの誤射を誘えれば、オペ持ちの位置が特定できます。敵のアビリティを使わせられたら可なり有利です。
逆に、デメリットはデッドすることです。オペは胴撃ちでも1発でキルされてしまいます。連続してジグルピークしたり、毎ラウンド同じ位置でジグルピークしていると、敵に読まれてオペが置かれてしまいます。そうすると、どれだけ小さくピークしても倒されるリスクがあります。
あくまでフェイントなので、敵の意表を突くことを忘れずに、ジグルピークは安全なテクニックではありません。
VALORANTリリース当初のジグルピークは、小さく左右移動して、遮蔽を使うテクニックでした。
今はこのやり方は殆ど使いません。初心者だけです。
ヘッドラインが分かり易い左右だけのピークでは、フェイントになりません。
ある程度慣れてきたヴァロラントプレイヤー相手に左右ピークを使うと、一瞬出た頭を ヴァンダル や シェリフで打ち抜かれます。
左右だけでジグルピークする場合は、撃ち合う時です。その場合は壁に戻るより先に勝負がつくので、ストッピングのイメージで逆キーを入れます。
サイレントで進行する場合などは、ジグルピークの様に小刻みなピークを使うことは多いです。
APEXの様に撃ち合うテクニックでもありません。
VALORANTはストッピングが必要なゲームで、ジャンプ中に撃ってもレティクル通りに弾が飛びません。そのため、ジャンピして撃つ側は超不利、敵はAIMおいて置けば簡単に撃ち勝てるからです。
APEXのジグルピーク
ジグルピークは 一瞬飛び出して撃つこと を指すFPSゲームもあります。
特にAPEXでよくこの意味で使われます。
やり方はシンプルで、一瞬の横移動で遮蔽から出てショットガンを撃ち、すぐ遮蔽に戻る。
これを数回繰り返します。
APEXはバトロワゲームの中でも特に体力・アーマーが大きく、撃ち合いが長いため、ジグルピークでの撃ち合いは重要です。単発で火力が出るショットガン専用のテクニックです。フェイントというより、被弾を避けて、打ち合うイメージです。
同じ場とロワイアルジャンルのPUBGでは、撃ち合いが一瞬で決まるためVALORANTと同じような使い方をします。アサルトを持って撃ち合いのフェイントといった意味合いです。PUBGでジグルピークという言葉を使わないのは、ジグルピークを使うパターンは敵の位置が確定してる場合。または 位置が想定できる場合のみです。APEXは索敵スキルが豊富で、体力も多いので敵の位置が分かる撃ち合いが多いです。通常のFPSは索敵自体の難易度が高く、先に見つけたらそれだけで撃ち勝てるくらい有利で一瞬で勝負がつくため、ジグルピークという概念が存在しません。
RUSTなんかも APEXに近いジグルピークでの撃ち合いが多いですね。被弾してもこっちのほうが大きくダメージを出すダメージ交換で有利を取るイメージです。
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