FPSゲームで良く使われるスナイパーライフル AWM・AWPとはどういう銃なのかを解説。FPSゲームでの立ち位置も併せて書いておきます。
「なんてAWMのことをアウプって言うの?」「AWPって何のこと?」「AWPってどういう銃?」
更新履歴:
2024/2/4 画像差し替え
2022/7/4 初投稿
アウプ (AWP・AWM) の意味
AWPとは、L96A1というヨーロッパを中心に使用されているボルトアクション式のスナイパーライフルです。
イギリス (英国) ポーツマス にある アキュラシー・インターナショナル (Accuracy International) が設計・製造しているスナイパーライフル。アキュラシーは、高精度の精密なスナイパーライフル専門のメーカーで、1978年に設立された新しい会社。
長距離・高精度だけでなく独自の設計で、耐久性も高く、各国の軍用・警察用の狙撃銃として多数採用されている。
弾:.307ウィンチェスター弾 (7.62x51弾) または .300ウィンチェスターマグナム弾
AWPとは
AWは、Arctic Warfare (アークティク・ウォーフェア) ライフルの略。
Arcticは「北極」Warfareは「戦争」というプロジェクト名。スウェーデン軍の狙撃銃トライアルのために、寒冷地対応したモデル
AWPのPは、Policeを表します。
装弾数:10発
弾:.307ウィンチェスター弾 (7.62x51弾)
全長:1,120mm
重量:6,500g
AWMとは
Mは Magunumnを表します。.300ウィンチェスター・マグナム弾を使用したモデル。イギリス軍・ドイツ軍など広く仕様される。FPSゲームでも多くのゲームでは、最強スナイパーとして実装される。
サプレッサー(マズルブレーキ)を標準搭載している。FPSゲームでもこもったような発射音で実装される。
装弾数:5発
弾:.300ウィンチェスターマグナム弾 (7.62x51弾) または .338Lapua
全長:1,230mm
重量:6,500 / 6,900g
L96A1やAWMのことを「アウプ」と呼ぶゲーマーは多いです。それは、5対5の爆破FPSとして、競技シーンで人気の高いCS:GOが長年人気がありました。今でこそVALORANTなどの他のタイトルへ移ったプレイヤーも多いですが、その名残でAWMやL96A1をアウプと呼ぶ人が多いです。ヴァロのオペレーターすらもアウプと呼ばれます。
また、FPSゲームで多くのストリーマー・Youtuberの出身タイトル Call of Dutyシリーズでも AWPが採用されていることも影響しています。
AWPをアウプと呼ぶのは日本だけでなく、海外のFPSゲーマーもアウプと呼んでいます。エーダブリューピー・エーダブリューエムと呼ぶ人のほうが少数派のことも多いです。
L96A1のことを「エルクロ」と呼ぶFPSゲーマーも一定数います。
こちらは当然 日本語です。それどころか、
ミリタリーオタクやガンマニアには通用しないゲームだけで通じる略語です。
AWP・AWMが有名ですが、他にも多くのモデルが存在し、それぞれに名前が付いています。
FPSゲームで稀に実装されるものに AWS というのもあります。
S は Suppressed、バレルにサプレッサーを組み込んだものです。
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