FPSエイム研究所

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【FPS用語解説】kar98k (カー)

kar98k の意味

正式名称は、Karabiner 87 Kurz
ナチス・ドイツ時代に開発されたボルトアクション式小銃です。
通称「カー」、ドイツ語の発音に倣って「カラビナ」や「カラビーナ―」と呼ぶ人も多い

Karabiner はドイツ語で 騎兵銃 という意味です。
既に解説した、英語の カービン銃 と同じ意味です。
カービンについては、M4で詳しく書いたのでそちらを読んでください。
FPS用語解説「M4カービン」について

98という数字は、前身となったボルトアクション銃 Gew98から取られたものです。
Gew98は製造が開始された年。
Gew98 (Gewehr) は第一次世界大戦時代のドイツ軍の主力小銃でした。

Kurz はドイツ語の形容詞で、(時間や空間・距離などが)「短い」という意味です。

カラビナの派生

登山やキャンプをされる方はカラビナというと別の物を思い浮かべると思います。
バネ機構で簡単に取り付けられる金属性のフックの事です。
このフックの正式名称は、カラビナハーケン
 Karabinerhaken = Karabiner (カービン銃) + Haken (フック)
ただし、一般的なカービン銃のことで、kar98kよりも早い時代から登山用具としてザイルを固定する道具として使われた。明確ではないが、1800年代の中ごろには登山用具としてのカラビナは使われていた。

DIYや大工をされる方も工具を止めたり、落下防止のロープを止めるのに使われる器具です。

Kar98kの時代背景と性能

第二次世界大戦さなかの1935年に製造が始まり、1945年まで製造されていた名銃。
様々な工場で生産され、派生銃も多かっため、個体差も大きかった。
特に精度の高い固体は、狙撃銃として改造され運用された。
歩兵・騎兵が持つ銃だったためアイアンサイトがベースだったが、狙撃銃としては1〜4倍・6倍のスコープが搭載され、戦争末期にはドイツ狙撃兵は連合軍から恐れられる存在となった。その一役を担ったのが狙撃銃として改造されたKar98kです。

FPSゲームのKar98kの実装

殆どのゲームで Kar98k (通称:カー) はスナイパーライフル (SR) として実装されます。
それは、古い銃でライセンスがかからないということと、狙撃銃としての知名度の高さからです。
モデルガンとしても人気が高い銃で、特にボディーが木製の物は人気が高いです。サバゲーなどでは使えない性能なので、本当に触って楽しいモデルガンという感じです。

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