FPSエイム研究所

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【eスポーツ用語】ダブルイリミネーション

VCTで使われる大会形式「ダブルイリミネーション」の解説記事です。
「ダブルイリミってどういうもの?」という疑問がある人が理解しやすいように説明しました。

ダブルイリミネーション (Double Elimination) の意味

ダブルイリミネーションとは、さまざまな競技で使われるトーナメントの形式で、1敗しても敗者復活し、敗者側トーナメントが組まれる。
ダブルエリミネーション」と呼んだり、 「ダブルイリミ」と略す人も多い。

勝者側のトーナメントを、アッパーブラケット (Upper bracket) または ウィナーズブラケット (Winner's bracket) と呼ぶ。
敗者側のトーナメントを、ローワーブラケット (Lower bracket) または ルーザーズブラケット (Loser's bracket) と呼ぶ。

敗者側トーナメントを勝ち上がると、最後に勝者側トーナメントと最終決戦を行う。
これをグランドファイナル (Grand Final) という事が多い。

完全はダブルイリミネーションでは、グランドファイナルでは勝者側にアドバンテージがある。
敗者側が勝つと、勝者側1位もルーザーズ落ち扱いになり、両者ルーザーズとして最終決戦となる。

FPSゲームでは、Valorantの競技シーン VCT(Valorant Champions Tour) がダブルイリミネーション を採用している。
ただし、VCTで採用しているのは 略式ダブルイリミネーション と呼ばれるもので、グランドファイナルのリセットが無い。その代わり、勝者側1位にマップ選択権を1つ多く与え、アドバンテージの代わりとしている。

他の競技のダブルイリミネーション

ビリヤードやダーツでも採用される。
同じeスポーツだと、格闘ゲームでは基本的に完全なダブルイリミで行われることが一般的である。
LOLでも地域代表を決めるトーナメントでは採用されることが多い。
League of Legends も 略式ダブルイリミを使い、アッパー側はサイド選択権を持つことが多い。

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