FPSエイム研究所

FPSゲームの解説ブログを運営しています。2023年は、RUST・APEX・VALORANT・タルコフをメインでやっていきます。

【ゲーム用語】ハードウェアBAN

ゲームのBANの種類で「ハードウェアBAN」について解説
「ハードウェアBANってどういうもの?」「HWIDって何のこと?」「どのゲームでHWID-BANが実装されているの?」

ハードウェアBANの意味

ハードウェアIDとは、Windowsがパソコンを識別するのに使用しているIDの事です。今のWindowsは一つのライセンスで1つのパソコンで使うようになっています。

そのIDを使って、チーターなどの不正プレイヤーを排除したり、人種差別や暴言が酷い悪質なプレイヤーを強力に除外するのが ハードウェアBAN です。

HWID-BAN」「ハードウェアIDバン」とも呼ばれます。

通常のアカウントBANとの違い

一般的な アカウントBANは、アカウント作り直しで対応できてしまいます。

以前主流だった IP BANも、VPNを使ったり、Proxyを通したり、プロバイダーを変更することで比較的容易に対応できてしまうのが問題でした。

ハードウェアIDバンは、パソコン本体を買い換えなければ対応できない為、非常に効力の高いBANです。

ハードウェアBANを実装しているFPSゲーム

最近のFPSゲームはほとんどが実装されています。ただし、運用として機能しているかは個々のゲームのサポート体勢によります。以下は、私がプレイしている範囲で分かることを書いておきます。

・APEX Legends 
 かなり初期から実装している。しかし、APEXは そもそもチートの検知能力が弱いのと、運用・サポート体制が貧弱のためBANが進まないのがネック。

・Valorant 
 ヴァロラントの開発・運営するRIOT GAMESは、League of Legends でほぼチーター0と実績があります。チーターもほとんどいないです。人為的な悪質なふるまいにも厳しく対応してくれていて、段階的に細かいペナルティーが設定されており、しっかり機能しています。
参考文献:RIOT GAMES VALORANTサポートページ「ペナルティーとアクセス禁止に関するFAQ」

ライアットはこの部分に 多くのリソースをかけていて、
悪質なユーザーは、引っ越しや PCを変えても、すぐに対応されます。
これを ID-BANと呼んでいて、WebやSNS・配信サイトをも監視対象になります。通常のハードウェアBAN以上に厳しい対応です。

・Escape from Tarkov (EFT、タルコフ)
 IP BAN、HWID BANともに実施していると運営が発表しています。ただし、エペ同様に検知制度が低く、プレイヤーの報告に頼っている状況です。イタチごっこも今のところチーター側二追いついていない状況です。

・PUBG 
PUBGは、初期はかなりチートが多かったですが、今はかなり少なくなっています。
ハードウェアBANも実装されていますが、他のゲームと比べ 中国で大人気のゲームなので完全に撲滅するのは難しそうです。
PUBGも通報システムがありしっかり機能しています。ただし、これは賛否があり、クラッチプレイを連発していると誤BANされることがあります。チーターはかなり減るのですが、誤BANされるとやるせない気持ちになります。
参考文献:PUBG公式 アンチチート開発レター

ハードウェアBAN自体は非常に強力な制限をかけるものですが、
上記のように 不正プログラムを検知するプログラムや、BAN運用の体勢が不十分だと、効力がユーザーには見えないのが残念なところです。

これ以外にも沢山 ハードウェアBANが導入されているFPSゲームがあると思います。管理人がメインでプレイしているゲームのみ記載しました。他のゲームはよく分からない状況です。情報提供お待ちしています。

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