FOVの意味
FOVとは、field of view の略です。日本語だと 視野角 という意味になります。
FPSゲームの FOV(視野角) の意味
FPSゲーム内の設定によくあるFOVとは、水平方向(横)の見える角度のこと です。数値が大きくなるにつれて、視野が広くなり、一度に視界から得られる情報が増えます。
垂直方向(縦)は、アスペクト比に従って計算されます。
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酔わないFOVの設定値
FOVは低すぎると酔いやすいです。FOVが低いとキャラ移動時に画面の揺れが大きくなるのでFPS酔いし易くなります。
だからといって広ければ酔わないかというと、そうではありません。
広すぎるとこんどは視界から得られる情報が多すぎて、脳が処理できず酔います。
酔い難い視野角は、実際の視点に近い視野角です。
個人差がありますが 90度 〜 100度くらいが一般的です。
脳の処理が画面移動に追いつかずにFPS酔いは起きるので、慣れれば低FOVでも高FOVでも酔わなくなります。
広い視野角は強いのか
理論値だけで考えれば、FPSゲームで強いのは広い視野角です。
FOVが大きい方が、遠距離からの索敵がしやすくなります。
ただし、FOVも マウス感度やDIPとも同じです。
ハイセンシの方が理論値は高い。素早く、大きくカーソルを動かせるため。
高FOVは、敵の表示サイズが小さくなり、エイムが難しくなることもあります。
プリエイムしやすいマップが狭い5v5とかは低FOVでエイム重視
索敵が重要なバトロワ系は高FOVで索敵重視
これは私個人の考えです。腰撃ちとADSの強さのバランスなどでも変わってきます。
しかし、ハイセンシはイメージ通りの場所にAIMを止めるのが難しくもなります。
視野角も同じで、広い視野角は遠距離の情報収集で有利になる。
しかし、近距離AIMの場合に、小さくマウスカーソルを動かす必要があり、操作が難しくなります。
APEX Legends や VALORANT、Fortnite などの近距離の打ち合いが多いFPSは、高いFOVだとプレイしにくいので、自分に合った操作しやすい設定を見つけることが重要です。
FOVの影響範囲
FOVの設定は、キャラコンや索敵に大きく影響するので、ストレス無い値に設定するのが基本です。
ただし、一部のゲームでは視野角の数値をいじることで、オブジェクトの見やすさ。主に遮蔽の輪郭の見え方、その遮蔽の先にいる敵の頭や肩などが見やすくなったり、見難くなったりします。
更には、銃のリコイルまで変わるゲームもあり、一概にFOVといってもゲーム毎に最適な値を探すのは難しいです。
マウス感度並みに個人差があるので、好みのFOV値を地道に探してください。
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