FPSエイム研究所

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【FPS用語解説】G36C (ゴミムシ)

G36 が 今wipeのタルコフで追加されたので、銃の概要解説を記載しました。「ゴミムシってなに?」「G36ってどういう銃?」

G36Cの意味

G36Cとは、ドイツが誇るガンメーカー H&K社 (ヘッケラーコッホ) が設計・開発したアサルトライフルです。
新しい設計の銃で、非常に軽く、精度の高い自動小銃です。
「ジーサンロクシー」と呼ぶ人が多いですが、一部界隈では「ゴミムシ」と語呂合わせで呼ぶ人もいます。

参考画像:Amazon.co.jp「東京マルイ G36Cカスタム」

モデルとしては G36 または HK50 (ドイツ国内)で、
Cは、派生モデルを表し、G36Cは最も小形のモデル。派生モデルが作られた当初は、コマンド (commando) で特殊部隊用が市街地や潜入で使える小型モデルとしてつけられた。
コルト社は、アサルトライフルをコルト・コマンドーと呼んでいて、1960年代後半から使われていた。コルト社の認知度が高いため、G36CのCはコンパクト (Compact)  に修正された。
下のアマゾンリンクは、コルト社 M733 COMMANDO のモデルガン

G36 の特徴

H&K 1996年に設計され、1997年からドイツ軍に正式配備され、現在も使われています。
高い耐久性を売りにし、砂漠地域の砂やホコリにも強く、短時間なら水没しても使用できる。
軽く短いのに、耐久性も精度も高く、アサルトライフルとしては申し分ないカタログスペックを誇る。
ただし、実際は高音多湿化で射撃を行うと、軽量化のために大量に使われたプラスチックパーツが原因となり精度が下がると報道された。訴訟まで発展したが、裁判ではH&K社が勝利しており、銃の性能には問題がないとされている。おそらく他のどんな銃でも劣悪な状態で発射すれば、バレルは高温になるためであろう。

G36のライバルといえば、エーユージー・アウグでお馴染み「AUG」です。
オーストリアのシュタイヤー・マンリヒャー社 (Steyr Mannlicher) の ステア―AUG とドイツ軍コンペで最後まで争い、正式装備を勝ち取ったのがG36です。

G36があまり有名でない理由

EU圏の銃火器メーカーは、販売先の国を制限しています。
H&K社も厳しい輸出基準を設けています。
特に社会主義圏や紛争地域などには販売されません。
NATO加盟国か、民主主義国家で国際的に透明性の高い国に販売先が限られているためです。
流通量が少なく目立たないだけ、非常に優れた性能の銃です。

日本でもH&K社の銃は自衛隊・警察で配備されています。
拳銃 P7・USPから、自動小銃 G3・HK33・G36、狙撃銃 SL6・SL8まで、これ以外にも非常に多くの銃が日本でも装備されています。

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