FPSエイム研究所

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【RUST用語解説】ワイドギャップ

RUST独特の拠点建築に関する用語「ワイドギャップ」について、どういうものなのか、またどういう目的があるのか、特徴も解説します。
「ワイドギャップってなんのこと?」「ワイドギャップって何で作るの?」

ワイドギャップの意味

RUSTのワイドギャップとは、拠点の土台・床に隙間を設けることをワイドギャップといいます。
メイン拠点を作る際のテクニックで、人が落ちない幅の広い隙間を作る事です。
隙間が広くて人が落ちる場合でも、パトランプのような建築物で落ちないように工夫するテクニックも存在します。

ギャップは、2〜3人の拠点では使われませんが、5人以上のクランベースとしては必須レベルの重要な構造です。

下の画像は、第2回ストリーマーRUSTのAチーム拠点です。
Jasper7se (じゃすぱー) さんが主に建築したもので、非常に強力な中規模拠点です。

ワイドギャップの目的

1、隙間を使って索敵し、一方的に撃てる

ワイドギャップは何といっても、敵が拠点に張り付いたときに効力を発揮します。
主にフロアの上部の張り出した部分から、建物にC4を貼り付けたりするプレイヤーを狙い打てます。
敵は、構造を知らないと、ギャップから撃たれ放題になります。ギャップがある拠点は、オンラインレイドだったら、防衛が非常に強力になる構造です。
逆にギャップが無いと、敵に貼り付かれると排除するためには、外に出なければなりません。
レイド攻略側の基本は、敵を拠点の外に出して打ち合いすることです。ギャップが無い拠点だと、防衛側は 簡単に外に引っ張り出されてしまいます。

2、ロケランダメージのクッションエリア

ロケットランチャーは範囲ダメージのため、大規模拠点のレイド攻撃には必須のアイテムです。ソロプレイヤーや数人規模のRUSTでは、逆に耐久度が壁や床より低い扉を中心に破壊する C4やサッチェルがよく使われます。

ロケランの特徴は壁などの継ぎ目に当てると、複数枚同時にダメージ与えられることです。
防衛側は単純に立てていくと本来3枚破壊しないと侵入できない部分の予定が、ロケランによって1枚分の強度になってしまう事があります。

そういったリスクを防ぐために、大規模拠点ではハニカムと呼ばれる三角土台を閉じて干渉エリアを作ります。更にその三角をギャップにすることで、隣接ダメージを受けないように作ることが可能です。

ワイドギャップの作り方

実は作り方は非常に多く解説するのが難しい(面倒なだけ)

この動画から分かるように、小さなものも、大規模なものも、今のRUSTの拠点は設計図に従って建てます。ギャップの作り方も、決まっています。なので、応用というよりは、あらかじめ決めて置いた配置方法でギャップは作ります。

基本的には三角土台と正方形土台の高さの差を使う理屈なのですが、理論は分かっても実践は難しいので決まったテンプレ通りに作ることになります。
それでも、土台の高さは平たんではないので、なかなか設計図通りにいかずアドリブが要求されます。建築はそれだけで大規模クランの主力になれるくらい重要な役割です。テンプレがあれば簡単と思われがちですが、大規模になればなるほど難しいです。私は、細かい繰り返し作業がとても苦手なので、建築はソロだけです。大規模はどうしてもミスしてしまい、設計図通りになりません。建築出来るプレイヤーを尊敬しています。

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