FPSエイム研究所

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RUSTのアイテムクラフト「Blue Print」

RUST解説。今回はRUSTのアイテム制作を面白くするブループリントのシステムについて解説します。

RUSTの概要を説明し、その後にRUST独自のScrapによる貨幣システムの面白さについて解説してきました。
今回は、建築アイテムクラフト に関する部分「ブループリント」(blue print) です。

ブループリント (blue print) の意味

ブループリントとは、「設計図」「見取り図」「青写真」「綿密な計画」という意味の英単語です。

RUSTのアイテム設計図「ブループリント」

RUSTでは、アイテムをクラフトするの簡単ではありません。
クラフトする前に ブループリント を入手する必要があります。
BluePrintは、略して「BP」(ビーピー) という事が多いです。

RUSTのゲーム性は、建築要素 や アイテムクラフトがあるため、
マイクラ や Fortnite と比較されますが、その中でも 最も難易度が高いです。
マイクラは素材さえあれば、合成アイテムが作れますが、RUSTはそう簡単にいきません。

RUSTでは、アイテムをクラフトするには 設計書(blue print) を事前に入手する必要があります。ブループリントを入手する方法は、2つあります。
1つは リサーチテーブルを使って現物を解析する。
もう1つが ワークベンチ の テックツリー (tech tree)を解除していくもの。
① リサーチテーブル
 ・現物を入手する
 ・リサーチテーブルで現物を解析し、スクラップを支払い覚える
② テックツリー
 ・対応するワークベンチを入手する
 ・Tech Tree:ワークベンチでツリー状の実績解除していく
①②でブループリントをゲットしてもすぐにはクラフトできません。
 ・素材を集める
このようなハードルになっています。

リサーチテーブルワークベンチを入手します。
欲しいアイテムまでのTechTreeを解除していきます。
それに加えて、1つ1つアイテムの現物を入手して、Research Table で解析し、Scrapを支払い覚えていくのです。
前回 の 貨幣制度 Scrap で解説したように、公式サーバーではスクラップの価値は高く、1スクラップも無駄遣い出来ないくらい集めるのが難しいアイテムです。
ワークベンチはレベル1・2・3と3段階になっていて、それぞれ別のTechTreeとなっています。そのため、欲しいアイテムのブループリントを入手するには、対応するワークベンチのTech Tree を解除していく必要があります。

苦労してブループリントを覚えても、さらに素材集めも待ち受けています。

ステップだけで言えばマイクラより遥かに難易度が高いです。

Minecraftは オープンワールドなので素材入手は RUSTより難しいですが。

公式サーバーのブループリント入手難易度は配信とは段違い

RUSTストリーマーイベントでは、ブループリントは全員が習得済みでスタートしていました。
これは、1日4時間。3日で12時間〜15時間くらいで密度の高い配信にするためのルールです。これ自体は配信として非常に見ていて楽しいものでしたが、実際のRUSTとは別モノです。

公式サーバーのRUSTではアイテムを作るのは非常に難しいです。
C4 や ロケランなんて1週間サーバーで作ることが出来るのは、そのサーバーの頂点を取った1握りのクランのみです。
実力者が4人〜8人のチームで分業して、1人がテックツリー解除役となります。それでもやっとAKなどの武器に到達できるのです。しかも、それを敵と撃ち合いながら進めていくんです。ライバルに拠点を潰されたら、RUSTベテランでもそこまでたどり着けません。

基本的にクランの1人のプレイヤーがワークベンチを使ってテックツリーの解除を行っていきます。
他のプレイヤーは、完成品を使って必要最低限のクラフトアイテムを、リサーチテーブルを使ってピンポイントで解除していく。こんな感じがライブサーバーのクラフトの基本です。

最近のRUST界隈では、1週間ワイプのサーバーが人気が高いです。
テックツリーを如何にライバルよりも抜きんでて早く解除していき、文化レベルを上げるか競いあいます。そして、その事前準備を持ってライバルと撃ち合い、奪い合うのがRUSTの最もポピュラーの遊び方です。

タルコフのレイドとは重要度が段違いです。1回ライバルに負けて物資を奪われたら、そのワイプ無いでの復活は不可能です。1度レイドされて、負けた場合、そこまで進めたものは全て失いゲームオーバー。別のサーバーで0からスタートとなるのです。だからこそ RUST の撃ち合いは刺激が強く面白いのです。

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