FPSゲームでよく登場するM14という銃について、どういうものなのか、時代背景を添えて分かりやすく解説します。「M14ってどういう銃?」「M14ってなんのこと?」か知りたい人は読んでほしいです。
M14の意味
M14とは、正式名称「スプリングフィールドM14」
1954年に設計され、1959年から製造が始まり、1961年に米軍に正式配備。現在も民間派生としてライセンス生産される自動小銃。民間向けM1Aや、Sage社の mk14 など今なお多くの派生モデルが生産・運用されている。
通称「イチヨン」または「エムフォーティーン」
M16の前モデルとしてのM14
第二次世界大戦後に開発され、正式配備された自動小銃。しかし、実践運用となった ベトナム戦争ではトラブルがあり、すぐに後継のM16が開発されてしまった不遇の銃。
有効射程に優れたライフルで、長距離射撃と高い精度から狙撃銃として今も活躍している。
ただ、長射程と精度を実現するため銃身が長かった。
熱帯雨林の中のゲリラ戦では取り回しが悪く、銃身の短い銃が必要となってしまった。
それとM14は、ウッドストック(ボディーが木製)だった。そのため高温多湿なベトナムでは、木が膨張したり、腐蝕してしまった。
参考画像:Amazon.co.jp
M14 全長 1,118mm、重量 4,500g
M16 全長 999mm、重量 3,500g
参考画像:Amazon.co.jp
M16は、かなりコンパクトな設計に変わっていて、当時のベトナム戦争のゲリラ戦の激しさが反映されています。
銃床やグリップにGFRP製 (強化繊維プラスチック) に変わってます。
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