FPSエイム研究所

FPSゲームの解説ブログを運営しています。2023年は、RUST・APEX・VALORANT・タルコフをメインでやっていきます。

【解説】ラピッドトリガー

ゲーミングキーボードで、必須機能となりつつある「ラピッドトリガー」について、言葉の意味と定義を詳しく解説します。

ラピッドトリガーの意味
ラピッドトリガーとは、キー入力とキーリリースの遅延させる2番目の要素を取り除く機能です。ラピッドトリガーは、動的にアクチュエーションポイントとリリースポイントを設定できます。
固定されたリセットポイント・接点を通過する必要が無く、キーを押し・戻す動作のどこでも連続してON/OFF出来る機構です。

ラピッドトリガーを定義する上で重要なのは、接点がなく、押下距離と戻る距離で動作することです。

他ブログでは、簡単にキーボード入力を高速にする仕組みと解説されていますが、
あまりにアバウトなので正しく解説しました。

Wooting60HE原文

Rapid trigger
Eliminate the second slowest element in input latency; return key press travel before key deactivation. Rapid Trigger dynamically changes the actuation and deactivation point. Your keys will activate when you intend to press them and deactivate when you intend to let go.
You can repeat a key press mid motion without needing to surpass a fixed reset or actuation point for rapid presses.

「ラピトリ」と略す人もいます。

Wooting 60HE

ラピッドトリガーを市販した最初の機種で、今でも人気のある機種


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Wooting公式サイト

Wootingは良心的な企業ですし、60HEはFPSゲーマーにとってベターな選択肢です。
しかし、日本人の私たちにとっては色々と問題があります。

Wootingの欠点

Wootingは、オランダの3人のゲーマーが作り、今は5人で運用している企業です。
小規模の組織で運営されているため、在庫なしの受注生産のビジネスモデルです。
なので、欲しくても注文から2か月近く手に入るまでかかります。

日本語配列が無い。配置パターンも少ない。
基本的に60%サイズの英字のみです。
テンキーレスやフルサイズも試作中です。
でも、日本語配置は作られることはないでしょう。
それとゲーム専用なので、初期のバネが強すぎる(約50g押下圧)

Wootingの優位性は過去の物

今は各社がラピッドトリガー搭載のゲーミングキーボードを発表してます。
日本に正規代理店がないWootingは、優位性がほぼ無いです

REALFORCE GX1

英語・日本語どちらもあるし、バネも30g と 45gが選べる。在庫も豊富


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リアルフォースでは、ラピッドトリガーとは言わず、
dual-APCの中の、Dynamic ACP という名称です。


コスパを求めるなら DrunkDeer

DrunkDeer A75

こちらはテンキーレスで、配置もよく考えられた キーボードです。しかも価格も 19,000円と激安


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DrunkDeer A65

個人的には A75の方がおすすめだが、65%サイズが欲しい人はこっちもあり。17,100円。ラピッドトリガー搭載では最安


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