FPSエイム研究所

FPSゲームの解説ブログを運営しています。2023年は、RUST・APEX・VALORANT・タルコフをメインでやっていきます。

ラピッドトリガーキーボード【徹底比較】

今やFPSゲーマーにとって必須となったキーボードの機能「ラピッドトリガー」。各社から沢山でているので、購入の際にすこしでも参考にしてもらえたら嬉しいです

ラピットトリガー機能ゲーミングキーボード比較

自分が持っているものを中心に紹介します。
最初に言っておくと、ラピッドトリガーキーボードは、ソフトウェアが超重要です。
色々買って見て、Wootingの凄さを改めて感じました

このブログは、Amazonの広告リンクを含みます。

Wooting 60HE+


小規模の組織で運営されているため、受注生産。
正規代理店が無く、公式ストアで注文するか、
保障がない転売品を買うしかない。
公式ストアで1か月~2か月待つ送料込みで3万円強

Amazon出品の輸入業者 4万円強
・0.1mm~4.0mm 0.1mm刻み
・バネは50g圧 押しはじめ40cN、押し終わり60cN

・アナログ入力ゲームモードがある。これはRazerとWootingだけ。
3Dゲームをキーボードで快適に遊べる。パッドのアナログスティックのように、押しこみの深さ
で強弱が付けられる。
つまり360度の方向入力が可能。
普通のキーボードはWASDの4方向+斜めの8つのみ。

よくある誤解
Amazonは転売で公式の倍するみたいなことを言う人がいます。
いまAmazonに出品している輸入業者はそこまで悪質ではありません。
中間マージン、手数料くらいしか利益出てません。
Wooting公式価格 25,900円+送料 3,300円/4,200円/6,500円。合計で 29,200~32,400円
Amazon出品 42,300円 送料込み
保障が無いと書きましたが、Amazonは出品者に30日以内は返品理由にかかわらず返品対応できます。
また執筆時点 (2/19) で、次のロットは 2/27に発送拠点に在庫補充、3300円の安い送料を選択すると、そこから日本に着くまで 14日~30日かかります。つまり、今注文しても1か月~1か月半後です。お金の価値は人それぞれですが、今の輸入業者は倍もマージン取ってませんし、到着ラグを考えるとAmazonで買うのも、悪い選択肢ではないです。

DrunkDeer G65

最安のラピッドトリガー搭載ゲーミングキーボード。17,100円


黒   Amazonリンク   
黒2  Amazonリンク   
黒3  Amazonリンク   
黒4  Amazonリンク   
グレー   Amazonリンク   
白   Amazonリンク   

・名前の通り65%サイズのキーボード
・英語配列のみ
・カラーバリエーションが豊富
・アクチュエーションポイント、0.2mmから3.8mmまでのカスタム作動が可能。調整可能な精度は0.1mm、リセットポイントは0.1mmから3.6mm
・初期のスプリングは初動30g-底60g
可動はじめが軽く、バネが縮むにつれて跳ね返りが強くなる仕様

使用感はWootingと同様で重め
若干最初がかるい。Wootingはずっと重い
スプリングは売っているので頑張れば変えられる。

DrunkDeerを使った感想

多くの人が言っているように、底打ち音・ノイズが気になる
コンコン・カツカツと響くようになる


底打ち音については、改善されています。私が持っているのは初期生産の物
今は吸音フォームが追加されたとのこと

ボディーが若干高めで、角度も最初からついている。

好みが分かれる。
傾斜のついていないフラットなキーボードに慣れていると使いにくい

DrunkDeer A75

19,000円と最安ラピトリキーボード
G65とほぼ同じ。サイズとキー配置の違い。

黒   Amazonリンク   
黒2  Amazonリンク   
グレー   Amazonリンク   
白   Amazonリンク   
白2   Amazonリンク   

テンキーレスで、かなり省スペース。
ただ、Wootingと比べると製造品質も雑だし、ソフトウェアの品質が段違い。カタログスペックだけでなく、ソフトだけでも1万以上の差があるとおもう。
正直、同じ価格帯なら エレコム VK600ARazer Huntsman の方が、ソフトも品質もよく、サポートも充実していて、値段も大きく変わらないのでお勧め。


東プレ  REALFORCE GX1


日本語91キー 30g押下圧   Amazonリンク   
日本語91キー 45g押下圧   Amazonリンク   
英語87キー 30g押下圧   Amazonリンク   
英語87キー 30g押下圧   Amazonリンク   
・価格 33,000円
・Dual-APC オン位置を30段階 0.1mm~3.0mm 0.1mm単位、リリース・オフ位置も0.1mm単位
軽いバネが好きな人は、これ1択です。わざわざ Wooting や DrunkDeerのような重いバネスイッチのキーボードを買って、スイッチ全バラして、バネ交換するくらいなら、33,000円で 30g圧のリアフォGX1を買った方が遥かに有意義に時間を使って、お金も結果的に節約できます。

私は、東プレ REALFORCE信者です
初代REALFORCE 、R2、R3、GX1と使っていますが、東プレのサポートは段違いです。
知人には10年以上 初代のリアフォを使っている人もいます。それくらい壊れにくいキーボードです。
私は扱いが雑で飲み物をこぼしたりして、2回ほど修理に出しています。保障期間も終わっていて、有償でしたが、新品買うよりずっと安く修理できました。基盤交換で5,000円前後。保証期間外の有償修理でも迅速に対応してくれます。
他のメーカーではあり得ないです。

同じように信者となっているLogicoolGは、保障期間ならすぐに新品交換してくれるメーカーです。ただし、修理ではないので保証期間が切れた場合、有償修理は出来ず新品を買うのと同じ値段になります。ロジクールも神サポートの企業です。ただ、キーボードは時代遅れ感があります。

SteelSeries APEX Pro TKL


テンキーレス Apex Pro TKL 英語配列 ワイヤレス   Amazonリンク   
テンキーレス Apex Pro TKL 日本語配列   Amazonリンク   
テンキーレス Apex Pro TKL 英語配列   Amazonリンク   
60%サイズ Apex Pro Mini ワイヤレス 日本語   Amazonリンク   
60%サイズ Apex Pro Mini ワイヤレス 英語   Amazonリンク   
60%サイズ Apex Pro Mini 有線 日本語   Amazonリンク   
60%サイズ Apex Pro Mini 有線 英語   Amazonリンク   
フルサイズ Apex Pro 有線 日本語   Amazonリンク   
フルサイズ Apex Pro 有線 英語   Amazonリンク   
最短0.1㎜から4.0㎜まで、0.1㎜単位で調整可能
Wootingが流行する前の最強キーボード
ソフトウェア更新でラピッドトリガー機能を追加した
ただし、ファームウェアアップデートで、初期ロットではトラブルが多かった。
ネットで買う場合は、注意。在庫品などで製造年月日が古いものだと今でもトラブルが起きる。
スイッチは壊れていないのに、チャタリングのような状態になったり、反応しなくなったり。
かつてはトップのゲーミングデバイスメーカーだったが、近年はキーボードのみ。その主力商品がWootingのラピッドトリガーの大流行。慌てて対応したが、そのせいで不具合が多くなった。今は信用を回復する最中
・アルミボディ。3万弱とWootingより安いが、使っている部品や作りは良い。
・1つのキーに2つのアクションを設定可能

Razer Huntsman シリーズ

フルサイズキーボード V3 JP配列 Amazonリンク   
フルサイズキーボード V3 US配列   Amazonリンク   
テンキーレス V3 Pro JP配列   Amazonリンク   
テンキーレス V3 Pro US配列   Amazonリンク   
60%サイズ V3 Pro Mini JP配列   Amazonリンク   
60%サイズ V3 Pro Mini US配列   Amazonリンク   
ラインナップがとにかく豊富。60%サイズで日本語配列って誰が使うんだってくらいマイナーなものまである。
・アナログ入力。ゲームパットのアナログスティックと同様に360度の加速度入力を可能にする。これができるのは現時点ではWootingとRazerだけ。レースゲームなどで全方位入力できる。釈迦さんなど3Dゲームをキーボードでやる人は多いが、普通は8方向しか入力できない。前後左右+斜め45度刻み。
・押下圧40g。Wootingとの差別化もできている。
・価格もWootingと同等、60%サイズは3万前後
・1.5mm~3.6mmの範囲において0.1mm、
アクチュエーションポイントの設定範囲が狭いのがネック
キーボードでは遅れていた印象だったレイザーがついに覇権をとるかも?



Razer Tartarus Pro
左手デバイスだが、オプティカルスイッチ搭載で、
Hutsmanと同様のラピッドトリガー機能がある。

Elecom V custom VK600A

・最安に近い22,980円

白と黒2色展開
エレコム V custom VK600A ホワイト   Amazonリンク   
エレコム V custom VK600A ブラック   Amazonリンク   

・最短0.1mmから3.8mmまで0.1mm単位で設定
・設定ソフトも使いやすい。日本語対応

・バネはDrunkDeerと同じ
初動が軽く、奥まで押すと重く跳ね返りが強くなるもの。

65%サイズの英字のみ
保障やサポートを考えると、
同じ価格帯のDrunkDeerよりエレコム VK600Aの方がおすすめ
DrunkDeer出来になる底打ち音の響きは無い。
若干スペースキーはスタビのカチャカチャ音がする。ただ、これはほとんどどのキーボードでも同じ。
コスパが一番いい

他にもラピッドトリガー搭載のキーボードが出ていますが、
知名度があるメーカーでないと保障が心配だったので有名メーカーの物だけにしています。

今までのメカニカルキーボードと異なり、磁気センサーはソフトウェアが超重要です。
Wootingは少人数でも優秀なエンジニアが開発し、入念なテストを行っていますが、
それ以外の中小メーカーのソフトははっきりトラブルが多いです。

色々使って見て、どれもちゃんと設定できれば FPSの競技力では差がないです。
ただし、ソフトウェアの使いやすさは段違いです。
特にWooting・REALFROCE・VK600A の3つはおすすめできます。
個人的に重いバネだと長時間プレイ(タルコフやRUST)で疲れるので、GX1が一番快適です。

なので、ここでは Razer、東プレ、エレコムを中心に紹介しました。
SteelSeriesも大きなデバイスメーカーですが、
それでもラピッドトリガーのソフトウェアでトラブルを起こしてしまいました。

コメント

コメントを書く