"FPS用語解説"カテゴリーの記事一覧
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FPSゲームでよく使われる銃の略称
SR、Sniper Rifle の略、日本語名は、スナイパーライフル、狙撃銃
◇ 代表的なSR
AWM、Kar98k、M21、M24、M40、SR-25、VSS、ウィチェスター、ドラグノフ(SVD)
◇ SRの概要説明
狙撃用に特化した小銃、高倍率の光学照準器(スコープ)を取り付けて遠距離射撃に使用される
単スナ(単砂)とも呼ばれます。
連射が出来ないスナイパーライフルのことを、単発スナイパーライフル=単スナと言います。
ボルトアクション方式のライフル銃のことを指します。
1発撃つごとにコッキングの時間が必要なライフルのことです。ゲームにもよりますが、銃弾を込める動作のため、ADS中でも一度スコープを下ろす動作が入って、AIMしなおしになることが多い銃です。
コッキング(cocking)とは、撃鉄のことです。撃鉄をおこし、排莢(撃ち終わった薬莢を排出)し、弾丸を薬莢(やっきょう)に送る動作のことを指します。
DMR、Designated Marksman Rifle の略、日本語名は、マークスマンライフル、精密射撃専用ライフル
◇ 代表的なDMR
M14DMR、M14EBR、Mk12
◇ DMRの概要説明
分隊や小隊内で選抜射手が持つ銃で、高倍率照準装置付きの精密射撃専用ライフルのこと
FPSゲームでも、遠距離選が強いゲーム(PUBGなど)では主力で使われる武器
AR、Assault Rifle の略、日本語名は、アサルトライフル、自動小銃
◇ 代表的なAR
AK47、AUG、M16、M4、SCAR
◇ ARの概要説明
現代の軍でも歩兵用のメイン武器として採用されるため、FPSでも主役の銃
現実でもゲームの中でも、近距離と遠距離どちらでも使える強力な銃
SMG、SubMachine Gun の略、日本語名は、サブマシンガン、短機関銃・軽機関銃
◇ 代表的なSMG
トンプソン、MP40、MP5、MP7、UZI、
◇ SMGの概要説明
備え付けでなく、二脚架・三脚架を使用せずに、持ち運び可能で、抱えて打てるもの。
軍艦や城塞などに備え付けの機関銃や、地面に二脚架・三脚架で設置するマシンガンと区別するために、サブマシンガンと言う言葉を使う
偶にゲームで M240を抱えてるソルジャーがいるが、本来備え付けて使う機関銃。
SG、ShotGun の略、日本語名は、ショットガン、散弾銃
◇ 代表的なSG
ポンプアクションM590、サイガ12k、カッツ・コンペンセイター(カッツコン)
◇ SGの概要説明
現代では、クレー射撃などの競技や、猟銃として利用される
ゲーム内では、超近距離戦が強く設定される。
APEX Legends や Valorant は接近戦が頻繁に起きるため、SGを有効活用できる場面が多い
HG、Hand Gun の略、日本語名は、ハンドガン、拳銃、短銃、ピストル
◇ 代表的なHG
コルトパイソン、コルトSAA、M1912、H&K VP70、ベレッタ92
◇ HGの概要説明
片手で保持して照準し,弾丸を発射できる銃。
リボルバーから自動式拳銃、バースト、オートと様々な銃がある
ゲーム内では、標準装備だったり、サブウェポンとしてメインと別で装備できる。
地味でバランス調整のためダメージが低く設定されているので陽の目を浴びることは少ない
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FPSゲームでよく聞く「レレレ撃ち」ってどういう撃ち方なの?
横移動を繰り返しながら、弾をばら撒く様な撃ち方を レレレ撃ち と呼びます。
バカボンの名サブキャラ「レレレのおじさん」の箒を履きながら横移動する動きからきているらしいです。
レレレ撃ちの基本的な操作方法は、
左移動「Aキー」と右移動「Dキー」を交互に押しながら、
マウスで敵にAIMを合わせて、腰撃ちフルオート銃を撃ちます。
敵のAIMをずらしながら、銃を撃つ技術
正確性よりも、回避しながら、撃ちまくります。
主に近接距離で使われるテクニックで、
サブマシンガンのような発射レートの高い武器が使われます。
別名「adad(エーディーエーディー)」「adadspam」と呼ばれたりもします。
操作に使うキーボードの位置なので、これはこれで分かりやすいです。
こちらは、英語圏でも使われるワードです。
「レレレ」は日本のアニメキャラから作られたワードなので、日本専用です。
敵のAIMをずらし、回避は出来るのですが、
こちらのAIMもやりにくくなるので、慣れが必要です。
FPSゲームの多くは移動しながら銃を撃っても、
弾が画面真ん中に飛ばない、集弾しない仕様になっています。
そのため、多くのゲームでは、レレレ撃ちは弱い行動です。
敵と近距離で対面したときに、意表を突くトリックプレイ的な扱いです。APEXはレレレ撃ちを駆使して近距離で打ち勝とう
2021年流行っているゲームでは、「APEX Legends」がレレレ撃ちが強いゲームです。
APEXは、アーマーの耐久値が大きく、弾1発の威力が高くないので、近距離戦になりやすいです。
しかも、腰撃ちでも集弾し、弾が真っすぐ飛ぶので、レレレ撃ちは必須のテクニックになっています。レレレ撃ちの派生テクニック
しゃがみ動作も組み合わせる「屈伸レレレ撃ち」
リーンやジャンプを組み合わせる撃ち方もあります。
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「立ち回り」ってどういう事?
FPSゲームで立ち回りと言うと、
打ち合いを有利に行うための行動全般のことです。
具体的には、
・一方的に打てる場所をとる
・音を消して背後を取る
・高所から撃つ(見上げるAIMは難しいゲームが多い)
など
フィジカル強いプレイヤーはFPSゲームの花形ですが、
立ち回りが上手いプレイヤーのいぶし銀の魅力があります。
相手有利から撃ち合うので、AIMの調子が悪くても安定して打ち勝てるメリットもあります。「キャラコン」ってどういう意味?
キャラクターコントロールを略して、キャラコンと呼んでいます。
しばしば難しい操作を示すともあります。
VALORANTでは、レイズのブラストパックを使ったエントリー
APEXでは、レレレ撃ち。パスファインダーのグラップリングフックやジップラインのアクション
最近のFPSゲームでは、キャラコンで勝負が決まる様なタイトルが増えています。
VALORANTですと、
BBIのPepper選手などはキャラコンの上手さに定評があります
相手の虚を付くエントリーを見せてくれます。
敵だけでなく、視聴者もビックリさせてくれるトリックプレイは魅力的です。
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フィジカルってどういう意味?
スポーツでフィジカルと言うと 技術を除いた体の強さ を表します。
ボディーコンタクト・フィジカルコンタクト(physical contact)のある種目では、
特に、フィジカルコンタクトの強さ・当りの強さ のことです。
FPSなどのeスポーツでフィジカルと言うと、反応の速さと正確さ を指します。
特にFPSゲームでは、打ち合いの強さ のことフィジカルと言います。
フィジカルと同じ意味で使われる言葉
筋力 や メカニックス ということもあります。
ゲームの種類によってフィジカルの意味は異なる
格闘ゲームやMOBA(LOL)では、
相手の行動を見てから回避や反撃ができるので、
避ける動きや反撃の精度もフィジカルに含まれます。
VALORANTなどスキルがあるFPSゲームでも、見てからスキルでの回避や反撃をします。
ただし、FPSゲームでのフィジカルはAIM力を指すので、
スキルでの反応はフィジカルとは言いません。
ゲームの種類によってフィジカルの意味が異なるので、他ゲーの人と会話する際は注意しましょう。FPSの強さはフィジカル以外にも
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PING(ピング、ピン)ってどういう意味?
パソコンとかのネットワーク用語で、機器間の応答時間を測定する仕組みのことです。
応答時間なので、行って返っての往復の時間です。
機器間の応答時間を測定するコマンド「PING」でもあります。
WindowでもMacでもLinuxでも使えます。
英語の発音ではgを読まない「ピン」が正しいですが、分かり易く「ピング」って言う人が多いです。
ゲーム内で使われると、
遊んでいるサーバーに一定量のデータを送って、
返答が帰ってくるまでの時間を指します。
単位はミリ秒(ms)が使われます
使用例)PINGが「20」以下の日本サーバーは快適。B国鯖に飛ばされるとPING「60」超えてラグくてゲームにならない
個人差ありますが、10ms単位で感じ方が変わってきます。
普段のプレイする環境から 20msもPINGが変わったら相当なラグを感じます。
分かり難い人用に追加解説
144Hzのゲーミングモニターと60Hzの通常モニターの表示の差、約9.7msです。
240Hzと144Hzでは、約2.8msです。
10ミリ秒のラグが無くなると、そうとうヌルヌル表示ですよね。
回線速度とPING応答速度の違い
「パケロスの解説」記事でも書きましたが、必ずしも一般的に言う早い回線がゲームや配信に最適という訳ではありません。
パケロス記事では、安定性も重要な要素だと解説しました。
PING応答ではまた別の視点で、回線速度について説明します。
回線速度を計測するサイトでは、計測サーバーに1秒間に届けられるデータのサイズを測定します。
Mbpsは、秒間に送れるビットサイズの単位です。
実際のゲーム上でレスポンスに表示されるのは、ミリ秒という時間の単位です。
感の言い方はお分かりですね。一般的に早いって言う計測は、単位がサイズなんです。
水道管をイメージしたら分かりやすいです、
PINGは、一定距離を流れる時間を表すので、水の流れる速さのようなイメージです。
それに対し、一般的な回線速度は、パイプの太さ。届けられる水の量を表します。
もちろんゲームするのにある程度の回線速度は必要ですが。
500Mpbsも必要なゲームは有りませんし、配信でもそこまで必要じゃないです。
数十Mbpsあればゲームプレイにそこまで影響しません。
それよりも、ゲームのサーバーまでの距離、途中のネットワーク設備の処理能力こういった条件の方が重要になってきます。一概に早いという回線がこの点でもゲームに良い環境と言えないのはわかっていただけると嬉しいです。
現状では、この辺の仕組みを理解してる人の口コミを利用して回線を判断するしかないです。
それが自分の家の隣近所だと最高ですね。
ネット上の評判は、単なる量的な回線速度だけで判断する人が多く、パケロスに悩まされる人が多いのが残念です。
PINGよりレイテンシ
最近のゲームでは、PINGよりもレイテンシを重視する傾向にあります。
PINGはネットワークIF間でのデータ通信にかかる時間ですが、
レイテンシは、サーバー処理、ゲームクライアントの処理も含めた時間なので、
より正確にラグが表示できます。関連記事:
・FPS用語「レイテンシ」の解説
・FPS用語一覧