FPSエイム研究所

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【FPS用語解説】SKS (エスケーエス)

FPSゲームでよく使われる SKS (エス・ケー・エス) という銃の特性や歴史について解説します。
FPSではスナイパーとして実装されますが、実は遠距離運用されるようになったのは後付けという珍しいパターンの銃です。
「SKSってなに?」「SKSってどういう銃?いつ頃使われたの?」

SKSの意味

SKSの正式名称は、シモノフ自動装填カービン (Samozaryadniy Karabin Simonova) の略です。
シモノフ (Simonova) は設計技師の名前、
Samozaryadniyはセルフローディング・自動装填という意味のロシア語 (ラテン文字表記)
カービンは騎乗運用するための短い銃という意味
 カービンについては、M4で詳しく解説したのでそちらを読んでください。FPS用語解説「M4カービン」について

SKSの使われた時代

SKSは、1945年に設計され、1949年から現在まで使われている軍用銃です。
時代的には、第二次世界大戦後の東西冷戦の社会主義陣営で使われてきました。
時代的には AK (AK-47) と被っています。
そのため、ソ連・ロシア軍としては、10発装填の単発銃のSKSは短期間しか採用されず、30発自動装填でフルオートのAK-47に切り替えられました。

ロシア軍がAK-47を正式採用後、SKSはソ連軍から民間に放出されて、猟銃として流通しました。
また、AK-47よりも構造がシンプルだったSKSは、中国で量産され、様々な紛争地域でも使われてきました。

SKSの特徴

AK-47よりは銃身が長かったSKSは、集弾性が高い。そして、中国で大量生産されたため価格も安価だったため、猟銃として普及した。

FPSゲームでのSKSの立ち位置

元々は銃剣付きのカービンだったが、ゲーム内では中・遠距離用のスナイパーやDMRのような仕様で実装されることが多い。
フルオートは無いが、自動装填銃のため、速射性もあり、集弾性も高いためDMRも納得できる銃です。

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 ・AK-47 (エーケー)
 ・M4カービン

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