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RUSTのエアロックについての解説。
「エアロックって何のこと?」「エアロックってなんで取り付けるの?」RUSTをやってなくても、ストリーマーサーバーの配信見る人にも読んでもらいたいです。
「内開き・外開きの向きバラバラなのなんで?」って質問も分かるようになります。エアロック (airlock) の意味
・(潜水艦 や 宇宙船で) 2枚の気密扉が同時に開かないような機構で、
室内の空気や気圧を保つための仕組みです。RUSTのエアロックの意味
RUSTのエアロックは、出入り口に設置する小部屋・空間のことです。
上記のエアロック同様、2枚以上の扉を設置し、必ず外扉を開ける前に、内扉を閉めるようにすることで、敵の侵入を防ぐ拠点の仕組みのことをエアロックといいます。エアロックの目的
一番の目的は、ドアキャンパー対策です。
ドアキャンパー とは、入口の出待ち・角待ちのことです。
エアロックが無くて、扉を開けた瞬間にキルされると、拠点に敵が入り込めてしまいます。エアロックがあれば、ドアキャンプされても、敵は拠点に入れないので、失うのは出発時の装備のみで済みます。
RUSTの代表的エアロックの形状
三角形のエアロックで、外側の扉を内開き、内側の扉を外開きにする機構が最もよく使われます。
この仕組みは、RUSTやってない人には不便に見えるので、ストリーマーサーバーでも疑問コメントが多いです。しかし、これは両方扉が開いている状態だと、外側から侵入時に空いている扉が体に干渉して侵入できなくなっています。
そのためエアロックの2重扉の運用に失敗し、両扉開けっぱなしになっていても敵は侵入できません。内側の扉を閉めるとコードロックがかかるので、敵の侵入はエアロックまでで、室内には入り込めません。RUSTは様々なエアロックがあります。他にも室内から射撃用のエアロック機構など様々あります。
上の画像は扉が開いていても敵が室内を見えにくい配置になっています。外側の扉を画像の左側に設置すると、室内はのぞき込みやすくなります。
このようにエアロックと扉の設置位置でも機能が全然違ってきます。この建築の複雑さが、RUSTにはまって抜け出せなくなる人が多い理由の1つです。関連記事
・FPS用語「キャンプ」「キャンパー」
・FPS用語一覧
・RUST解説 -
RUSTの醍醐味として重要な「サーバー選び」「ワイプ周期」について解説します。
wipeの意味
・(汚れなどを) 拭く。拭う。拭き取る。
・一掃する。
・(名詞) 雑巾、ティッシュこういう意味の英単語です。
ゲーム用語のワイプ
RUSTで最初に広く広まった言葉です。
いわゆる サーバー初期化 ・ サーバーリセット のことです。
RUST以外だと、Escape from Tarkovでも使われる用語です。ゲームだけでなく、スマホ や パソコン のデータ消去・初期化もワイプといいます。
リモートワイプ (remote wipe) は、スマホ・タブレット や ノートPCを紛失した際、遠隔操作でデータ削除するセキュリティー対策のための機能です。RUSTを面白くするワイプ (wipe)
RUSTを一言でいうと、建築 と アイテムビルドが特徴的なサバイバルFPSです。
これだけ聞くと、マイクラ や Ark にかなり似通った要素のゲームです。マイクラ や Ark は、PvPというより、マルチプレイで楽しむサバイバルゲームです。
ArkのPvPは賛否分かれるところですが、それが嫌でローカルで遊ぶ人が多いので あえてこう書きました。RUSTの wipe (ワイプ) の種類
・1週間ワイプ
・2週間ワイプ
・1カ月ワイプ
殆どこの3種類のどれかです。1週間が一番多く、盛んです。
2週間や1カ月ワイプは、PvP要素が薄まり、のんびりする人が遊ぶことが多いです。ワイプの内容にも2種類あります。
・BPワイプ (ブループリントを含めた全リセットされるワイプ)
・マップワイプ (ブループリントは残り、モニュメントの位置や建造物が消えるワイプ)主流のサーバーは、1週間ごとのマップワイプで、1カ月ごと(月初)にBPワイプを行う設定のサーバーが多いです。ブループリントが2週以降は引き継がれるので、3日目4日目でレイドで潰されても、同じ敵に翌週リベンジできる楽しみがあります。
PC版の公式サーバーは、月初の木曜深夜(日本時間 金曜早朝 午前4:00頃)です。
いわゆる強制ワイプってやつで、ほぼすべてのRUSTサーバーがプログラムアップデートとワイプが行われます。
Console版(PS4・XBOX)用サーバーは、月末の木曜深夜(日本時間 金曜早朝 午前4:00頃)です。ワイプがあることで、拠点レイドの防衛と攻撃のサイクルが生まれています。
1週間は短いと思う人もいますが、数人のクラン・パーティで、装備作ってレイドし合うにはちょうどいい期間です。
それ以上になると、やること無くなって、農業に手を出したりしてFPS要素が薄まり、街づくりゲームになっていきます。もしくは、タレットなど強力な防衛設備が増えすぎて、攻めるのが不可能になってしまいます。攻撃側は、ロケットランチャー or C4爆弾と攻撃力に上限があるが、防衛はハニカム構造を増やし続けて防衛力を上げられるのがRUSTというゲームなので。RUSTのだいご味は、1週間ワイプにあると私は考えています。ただし、ログイン時間の限られた人は楽しめません。社会人 や 家庭があるプレイヤーには、ワイプ周期の長いサーバーがオススメです。
RUSTのサーバーの種類
・公式サーバー
・コミュニティーサーバー
・クローズドコミュニティーサーバー公式サーバーは RUSTの開発会社「Facepunch Studios」が運営するサーバーです。ただし、日本鯖は有りません。公式サーバー以外にも有志が作ったコミュニティーサーバーがたくさんあり、さまざまな選択肢があります。
コミュニティーサーバーにも、外部に公開せず内輪で遊ぶためのサーバーも沢山あります。
ストリーマーサーバーはクローズドのコミュ鯖の1つです。
コミュニティーサーバーにも色々あって、撃ち合い練習用 や PvE専用、建築鯖など様々な遊び方ができます。ワイプだけでなく、資源量もサーバーごとに調整されています。
本来15分かかるボックスを開けるのも、5分や1分と短縮されてるサーバーもあります。
資源量が5倍10倍と多いサーバーは、1週間ワイプでも2日目・3日目辺りで決着がつく短期サーバーになります。
ワイプ直後がどのサーバーでも最もプレイヤーが多く盛り上がります。その後は、徐々にプレイヤーが減っていきます。ワイプ と 資源量などのサーバー設定で自分のプレイスタイルに合わせて選べます。プレイヤーの多さ、wipe周期、資源量などで自分の生活を壊さない程度でギリギリ楽しめるサーバーを見つけてください。関連記事
・RUSTの概要と楽しみ方の紹介
・RUST特有の貨幣制度 Scrap (スクラップ) の解説
・RUST特有の建築・アイテムクラフト要素の解説 -
RUST解説。今回はRUSTのアイテム制作を面白くするブループリントのシステムについて解説します。
RUSTの概要を説明し、その後にRUST独自のScrapによる貨幣システムの面白さについて解説してきました。
今回は、建築 と アイテムクラフト に関する部分「ブループリント」(blue print) です。ブループリント (blue print) の意味
ブループリントとは、「設計図」「見取り図」「青写真」「綿密な計画」という意味の英単語です。
RUSTのアイテム設計図「ブループリント」
RUSTでは、アイテムをクラフトするの簡単ではありません。
クラフトする前に ブループリント を入手する必要があります。
BluePrintは、略して「BP」(ビーピー) という事が多いです。RUSTのゲーム性は、建築要素 や アイテムクラフトがあるため、
マイクラ や Fortnite と比較されますが、その中でも 最も難易度が高いです。
マイクラは素材さえあれば、合成アイテムが作れますが、RUSTはそう簡単にいきません。RUSTでは、アイテムをクラフトするには 設計書(blue print) を事前に入手する必要があります。ブループリントを入手する方法は、2つあります。
1つは リサーチテーブルを使って現物を解析する。
もう1つが ワークベンチ の テックツリー (tech tree)を解除していくもの。
① リサーチテーブル
・現物を入手する
・リサーチテーブルで現物を解析し、スクラップを支払い覚える
② テックツリー
・対応するワークベンチを入手する
・Tech Tree:ワークベンチでツリー状の実績解除していく
①②でブループリントをゲットしてもすぐにはクラフトできません。
・素材を集める
このようなハードルになっています。リサーチテーブル と ワークベンチを入手します。
欲しいアイテムまでのTechTreeを解除していきます。
それに加えて、1つ1つアイテムの現物を入手して、Research Table で解析し、Scrapを支払い覚えていくのです。
前回 の 貨幣制度 Scrap で解説したように、公式サーバーではスクラップの価値は高く、1スクラップも無駄遣い出来ないくらい集めるのが難しいアイテムです。
ワークベンチはレベル1・2・3と3段階になっていて、それぞれ別のTechTreeとなっています。そのため、欲しいアイテムのブループリントを入手するには、対応するワークベンチのTech Tree を解除していく必要があります。苦労してブループリントを覚えても、さらに素材集めも待ち受けています。
ステップだけで言えばマイクラより遥かに難易度が高いです。
Minecraftは オープンワールドなので素材入手は RUSTより難しいですが。
公式サーバーのブループリント入手難易度は配信とは段違い
RUSTストリーマーイベントでは、ブループリントは全員が習得済みでスタートしていました。
これは、1日4時間。3日で12時間〜15時間くらいで密度の高い配信にするためのルールです。これ自体は配信として非常に見ていて楽しいものでしたが、実際のRUSTとは別モノです。公式サーバーのRUSTではアイテムを作るのは非常に難しいです。
C4 や ロケランなんて1週間サーバーで作ることが出来るのは、そのサーバーの頂点を取った1握りのクランのみです。
実力者が4人〜8人のチームで分業して、1人がテックツリー解除役となります。それでもやっとAKなどの武器に到達できるのです。しかも、それを敵と撃ち合いながら進めていくんです。ライバルに拠点を潰されたら、RUSTベテランでもそこまでたどり着けません。基本的にクランの1人のプレイヤーがワークベンチを使ってテックツリーの解除を行っていきます。
他のプレイヤーは、完成品を使って必要最低限のクラフトアイテムを、リサーチテーブルを使ってピンポイントで解除していく。こんな感じがライブサーバーのクラフトの基本です。最近のRUST界隈では、1週間ワイプのサーバーが人気が高いです。
テックツリーを如何にライバルよりも抜きんでて早く解除していき、文化レベルを上げるか競いあいます。そして、その事前準備を持ってライバルと撃ち合い、奪い合うのがRUSTの最もポピュラーの遊び方です。タルコフのレイドとは重要度が段違いです。1回ライバルに負けて物資を奪われたら、そのワイプ無いでの復活は不可能です。1度レイドされて、負けた場合、そこまで進めたものは全て失いゲームオーバー。別のサーバーで0からスタートとなるのです。だからこそ RUST の撃ち合いは刺激が強く面白いのです。
関連記事
・RUSTの面白さを分かりやすく解説
・RUSTの貨幣制度「Scrap」(スクラップ)
・RUSTのサイクルを生み出す「ワイプ」(wipe) -
RUST特有の貨幣制度に関する解説です。
RUSTは、プレイするにはハードすぎるゲームです。ストリーマー鯖は特殊な設定と環境なので、公式サーバーでプレイするのとは別ゲー。配信者が和気あいあいとやっているのを見て始めるのはお勧めしません。もっと殺伐としたゲームです。
この記事では、ラストをプレイしなくても配信見て楽しめるレベルの基礎知識を解説していきます。RUSTには、貨幣制度のようなものがあります。
そのおかげで、単なる バトロワFPS や サバイバルPvPとは一味違った面白さがあります。
ラスト内での強さが、単なる武器だけでなく 文明レベル の様になるのも この貨幣制度があることが一役買っています。RUSTのゲーム内 通貨 「スクラップ」 (Scrap)
ゲーム内で様々な取引に使用されるのがこのアイテムです。
これがRUST内で貨幣のように設定されています。主な用途は、
① NPCや中立エリアでの武器やアイテムの購入
② ブループリントを覚える入手方法は、
ゲーム内の ドロップボックス や NPCを倒すことで直接入手できるのと、
Recyclerでの金属系アイテムを分解することでスクラップを得ることができます。ラストのファームというと、
NPCが多く湧くオブジェクトを周回し、それらを倒すのと、ボックスを開けて金属パーツを集める。そして、クラフトに必要な物以外はすべて分解してスクラップを入手することを指します。これだけだとRUST以外のゲームでのマネーシステムでもよくあるものです。
RUSTの特徴は自動販売機にあります。vending machine (自動販売機)
RUSTが特徴的なのは、自動販売機というアイテムを通して、プレイヤー同士で物とスクラップを交換できる点です。
ストリーマー鯖ではwipeというリセットが無いため貨幣価値が下がって、いろいろと面白い使い方をしていました。ラジカセで音声を売ったり、情報や移動手段を売買したり、傭兵をスクラップで雇ったりです。実際の公式サーバーはもっと殺伐としていて、スクラップの価値は非常に高いです。
それでも、自動販売機は使われていて、主にAKを手に入れたチームが、トンプソンなどを売ったりしています。また、ベンディングマシーンでは、スクラップだけでなく物々交換もできるようになっているのが面白い点です。
公式サーバーの場合は、拠点破壊 (レイド) が最終コンテンツにやるため、爆薬の素材となる 硫黄 (Sulfur) が高価になり、ワイプ後半では硫黄での売買が行われることも多いです。RUST配信を見る人は、
スクラップがお金の単位で、
それのやり取りを配信者が心理戦しながらやっている。そんな感じで見て楽しむ程度に理解すればよいと思います。
【関連記事】
・RUSTってどんなゲーム?
・RUSTの建築・クラフト要素「ブループリント」
・RUSTのサイクルを生み出す「ワイプ」(wipe) -
この記事は、多くのストリーマーがやってる RUST というゲームの紹介です。
配信やイベントを視聴者として楽しむために使ってもらえると嬉しいです。
好きな配信者が遊んでいるのをみて、これから RUST を始めようって人にも読んでほしいです。RUSTとはどういうゲームなのか
RUSTとは、ラストと読みます。2018年 2月 8日に 正式リリースされたゲームです。2021/5/21には、PS4 と Xboxにも移植されています。
実は、2013年から Steam のアーリーアクセス公開されていた古いゲーム。バトロワの原型とされたり、EFTでも多くの要素が影響を受けています。
当時は、マイクラFPSと言われてました。
EarlyAccess当時のベータ版は、7days to die (7d2d) に近いゾンビゲーでした。RUSTのゲーム性
RUSTは、マイクラのような 建築要素 と サバイバル要素 がまず挙げられます。
そこに、マルチプレイ (PvP) 前提の 奪い合い 、競い合う 要素が加えられています。
建築FPSというと、Fortniteを思い浮かべる人も多いと思いますが、よりサバイバル要素が強いです。マイクラの様に 素材を集めて、家・拠点を作り、銃などの武器を作ってサーバーで成り上がっていくゲーム性です。銃を使うので 対人ゲームの要素が強く、自然 や MOB相手 のサバイバルというより、対人相手のサイババルなので奪い合うゲームです。
多くのレビューを見ると、マイクラのようなイメージだけで購入してしまった人の低評価が目立ちます。プレイヤーキルが前提なのに、そういったレビューには「民度が低くすぐ殺される」とあります。これはとても残念です。ゲーム性を正しく理解してから購入してほしいです。
Minecraftを例に出しましたが、遥かに難易度の高く、対人戦が厳しいゲームです。タルコフの様にワンチャンも無いくらい装備差もあるので、理不尽に思ってしまうのも分からなくはないですが。配信者の集まるサーバーと公式サーバーの違い
配信者がやってる RUST と 実際の公式サーバーのRUSTはゲーム性が大きく異なります。
これを知らずに購入しないための情報共有です。配信者用サーバー
多くのストリーマーが集まって毎日 長時間 RUST配信で盛り上がっています。
まずストリーマーサーバーは、2つの目的で設置されました。- 配信者が練習するため
- スナイプが無いサーバー
RUSTのサーバーは、公式サーバーだけでなく、マイクラ や ARK の様に自身でサーバーをたてるためのプログラムが公開されています。配信者が遊んでいるサーバーは 後者の一般的にコミュニティサーバーと言われるものです。サーバーごとに仕様を変えています。
配信者用サーバーは、RUSTストリーマーイベント 第2回の練習目的で建てられました。
イベント参加者意外の配信者にも公開されています。
そのため、配信者同士の和気あいあいとした雰囲気が特徴です。RUSTは他のFPSゲーム同様にスナイプが大きく問題となるため、練習用のサーバーが必須という背景も忘れてはなりません。
公式サーバー+一般に公開されたコミュニティサーバー
RUSTは、資源集めもシビアで、プレイヤー同士(クラン同士)の競争が面白さの特徴です。
ただし、それは多くの初心者にとって厳しいゲームになっています。
配信者が楽しく建築したり、スクラップ集めている姿を見て始めようと思ったとしても、
知識が無いとそこまでたどり付けません。
1日2日 裸 で 初期装備 ( 石 と たいまつ ) から抜け出せず、積みゲーにしてしまう人が多いゲームです。ただし、そこさえクリアできれば、マイクラ と タルコフ 合わせたようなスリリングなサバイバルが味わえる神ゲーになります。
始める前に知識武装しましょう。タヒ覚えするにはハードルが高いです。有識者の友達と一緒にやるのが一番オススメですが、
ソロでやりたい人は sasatikk さんの YouTube動画 が新しい情報が初心者に優しいです。私は、PC (Steam版) しかやったこと無いです。なので、Steamのリンク貼っておきます。
PS4版 と XBox版 はハードのスペック不足と言われています。
ただし、PC版でも公式サーバーは、海外サーバーしかないです。日本サーバーは無いので、pingラグとサーバーの重さを感じるゲームです。関連記事
・RUSTの面白さ、貨幣制度 Scrap (スクラップ)
・RUSTの建築・クラフト要素「ブループリント」(blue print)
・RUSTのサイクルを生み出す「ワイプ」(wipe)