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VCTで使われる大会形式「ダブルイリミネーション」の解説記事です。
「ダブルイリミってどういうもの?」という疑問がある人が理解しやすいように説明しました。ダブルイリミネーション (Double Elimination) の意味
ダブルイリミネーションとは、さまざまな競技で使われるトーナメントの形式で、1敗しても敗者復活し、敗者側トーナメントが組まれる。
「ダブルエリミネーション」と呼んだり、 「ダブルイリミ」と略す人も多い。勝者側のトーナメントを、アッパーブラケット (Upper bracket) または ウィナーズブラケット (Winner's bracket) と呼ぶ。
敗者側のトーナメントを、ローワーブラケット (Lower bracket) または ルーザーズブラケット (Loser's bracket) と呼ぶ。敗者側トーナメントを勝ち上がると、最後に勝者側トーナメントと最終決戦を行う。
これをグランドファイナル (Grand Final) という事が多い。完全はダブルイリミネーションでは、グランドファイナルでは勝者側にアドバンテージがある。
敗者側が勝つと、勝者側1位もルーザーズ落ち扱いになり、両者ルーザーズとして最終決戦となる。FPSゲームでは、Valorantの競技シーン VCT(Valorant Champions Tour) がダブルイリミネーション を採用している。
ただし、VCTで採用しているのは 略式ダブルイリミネーション と呼ばれるもので、グランドファイナルのリセットが無い。その代わり、勝者側1位にマップ選択権を1つ多く与え、アドバンテージの代わりとしている。他の競技のダブルイリミネーション
ビリヤードやダーツでも採用される。
同じeスポーツだと、格闘ゲームでは基本的に完全なダブルイリミで行われることが一般的である。
LOLでも地域代表を決めるトーナメントでは採用されることが多い。
League of Legends も 略式ダブルイリミを使い、アッパー側はサイド選択権を持つことが多い。関連記事
・FPS用語一覧
・Valorant用語一覧 -
肩こりの原因は、重い頭と腕を支える筋肉群が披露する事です。
参考文献:第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局「肩こりの症状・原因」この記事で紹介するのは、ゲーマーやプログラマーなど長時間PC前で座って作業する人向けの改善提案です。
根本的には、座ってモニター前で作業すること自体が肩こりの原因です。適切な休憩と運動をし、長時間同じ体勢にしないことが根本的な対策です。ゲームは、特に腕を持ち上げるわけでもなく、マウスも軽いです。
ゲームの肩こりの原因は、
・不自然な姿勢
・長時間の緊張
にあります。特に、FPSやLOL・格ゲーなどのeスポーツと呼ばれる競技性の高いゲームでは、
反応を高めるためモニターを近くで見ることになります。上の第一三共ヘルスケアのサイトでも解説されているように、
重い頭を、ゲームする際は不自然な体勢で支えることになります。
具体的に言うと、地面に垂直ではなく、前のめりになる 猫背 や ストレートネックです。これは、2つのプレイ環境を見直すことで改善できます。
① 頭がしっかり背骨に乗る姿勢
よく背もたれを使わない人がいます。これはお勧めしません。筋力が強い人や股関節が非常に柔軟な人なら可能ですが、人間の体は座る姿勢に適応した骨格をしていません。リンクしっかりした背もたれ があるオフィスチェアやゲーミングチェアが重要な理由です。
短時間であれば背もたれが無い椅子に座ることもストレスではないですが、ゲームやパソコン作業で椅子に座る場合、頭を支えるために垂直に近い姿勢で座り、そして、広く背中や腰とお尻をホールドしてくれる椅子が重要になります。背もたれが無かったり、腰部分しかない椅子は、PC作業には不適切です。
こういった椅子は、立ったり座ったりが多い職業やシチュエーションに適しています。キッチンで使ったり、美容室で使われるスツールを想像してください。背もたれが小さいオフィスチェアも会議室や営業職などではコスパ良く便利です。
② モニターとの距離
①だけだと不完全というか無理です。モニターが見えなかったら自然に姿勢が崩れるので。
モニターアームを使ってしっかりとモニター位置を調整する必要があります。その際、メジャーと水平器を持っていると設定が早く行えるのでお勧めです。これについては既に詳しく解説したので、別記事を参照してください。
・ゲーマー向けモニター・机・椅子の位置設定
・水平器の使い方以上がゲーマー向けの肩こり改善の設定です。
関連記事
・【2022年】おすすめのゲーミングチェア【タイプ別】【最新23種】
・おすすめのモニターアーム、王道〜定番まで -
G36 が 今wipeのタルコフで追加されたので、銃の概要解説を記載しました。「ゴミムシってなに?」「G36ってどういう銃?」
G36Cの意味
G36Cとは、ドイツが誇るガンメーカー H&K社 (ヘッケラーコッホ) が設計・開発したアサルトライフルです。
新しい設計の銃で、非常に軽く、精度の高い自動小銃です。
「ジーサンロクシー」と呼ぶ人が多いですが、一部界隈では「ゴミムシ」と語呂合わせで呼ぶ人もいます。参考画像:Amazon.co.jp「東京マルイ G36Cカスタム」
モデルとしては G36 または HK50 (ドイツ国内)で、
Cは、派生モデルを表し、G36Cは最も小形のモデル。派生モデルが作られた当初は、コマンド (commando) で特殊部隊用が市街地や潜入で使える小型モデルとしてつけられた。
コルト社は、アサルトライフルをコルト・コマンドーと呼んでいて、1960年代後半から使われていた。コルト社の認知度が高いため、G36CのCはコンパクト (Compact) に修正された。
下のアマゾンリンクは、コルト社 M733 COMMANDO のモデルガンG36 の特徴
H&K 1996年に設計され、1997年からドイツ軍に正式配備され、現在も使われています。
高い耐久性を売りにし、砂漠地域の砂やホコリにも強く、短時間なら水没しても使用できる。
軽く短いのに、耐久性も精度も高く、アサルトライフルとしては申し分ないカタログスペックを誇る。
ただし、実際は高音多湿化で射撃を行うと、軽量化のために大量に使われたプラスチックパーツが原因となり精度が下がると報道された。訴訟まで発展したが、裁判ではH&K社が勝利しており、銃の性能には問題がないとされている。おそらく他のどんな銃でも劣悪な状態で発射すれば、バレルは高温になるためであろう。G36のライバルといえば、エーユージー・アウグでお馴染み「AUG」です。
オーストリアのシュタイヤー・マンリヒャー社 (Steyr Mannlicher) の ステア―AUG とドイツ軍コンペで最後まで争い、正式装備を勝ち取ったのがG36です。G36があまり有名でない理由
EU圏の銃火器メーカーは、販売先の国を制限しています。
H&K社も厳しい輸出基準を設けています。
特に社会主義圏や紛争地域などには販売されません。
NATO加盟国か、民主主義国家で国際的に透明性の高い国に販売先が限られているためです。
流通量が少なく目立たないだけ、非常に優れた性能の銃です。日本でもH&K社の銃は自衛隊・警察で配備されています。
拳銃 P7・USPから、自動小銃 G3・HK33・G36、狙撃銃 SL6・SL8まで、これ以外にも非常に多くの銃が日本でも装備されています。関連記事
・FPS用語集 -
RUST独特の拠点建築に関する用語「ワイドギャップ」について、どういうものなのか、またどういう目的があるのか、特徴も解説します。
「ワイドギャップってなんのこと?」「ワイドギャップって何で作るの?」ワイドギャップの意味
RUSTのワイドギャップとは、拠点の土台・床に隙間を設けることをワイドギャップといいます。
メイン拠点を作る際のテクニックで、人が落ちない幅の広い隙間を作る事です。
隙間が広くて人が落ちる場合でも、パトランプのような建築物で落ちないように工夫するテクニックも存在します。ギャップは、2〜3人の拠点では使われませんが、5人以上のクランベースとしては必須レベルの重要な構造です。
下の画像は、第2回ストリーマーRUSTのAチーム拠点です。
Jasper7se (じゃすぱー) さんが主に建築したもので、非常に強力な中規模拠点です。ワイドギャップの目的
1、隙間を使って索敵し、一方的に撃てる
ワイドギャップは何といっても、敵が拠点に張り付いたときに効力を発揮します。
主にフロアの上部の張り出した部分から、建物にC4を貼り付けたりするプレイヤーを狙い打てます。
敵は、構造を知らないと、ギャップから撃たれ放題になります。ギャップがある拠点は、オンラインレイドだったら、防衛が非常に強力になる構造です。
逆にギャップが無いと、敵に貼り付かれると排除するためには、外に出なければなりません。
レイド攻略側の基本は、敵を拠点の外に出して打ち合いすることです。ギャップが無い拠点だと、防衛側は 簡単に外に引っ張り出されてしまいます。2、ロケランダメージのクッションエリア
ロケットランチャーは範囲ダメージのため、大規模拠点のレイド攻撃には必須のアイテムです。ソロプレイヤーや数人規模のRUSTでは、逆に耐久度が壁や床より低い扉を中心に破壊する C4やサッチェルがよく使われます。
ロケランの特徴は壁などの継ぎ目に当てると、複数枚同時にダメージ与えられることです。
防衛側は単純に立てていくと本来3枚破壊しないと侵入できない部分の予定が、ロケランによって1枚分の強度になってしまう事があります。そういったリスクを防ぐために、大規模拠点ではハニカムと呼ばれる三角土台を閉じて干渉エリアを作ります。更にその三角をギャップにすることで、隣接ダメージを受けないように作ることが可能です。
ワイドギャップの作り方
実は作り方は非常に多く解説するのが難しい(面倒なだけ)
この動画から分かるように、小さなものも、大規模なものも、今のRUSTの拠点は設計図に従って建てます。ギャップの作り方も、決まっています。なので、応用というよりは、あらかじめ決めて置いた配置方法でギャップは作ります。
基本的には三角土台と正方形土台の高さの差を使う理屈なのですが、理論は分かっても実践は難しいので決まったテンプレ通りに作ることになります。
それでも、土台の高さは平たんではないので、なかなか設計図通りにいかずアドリブが要求されます。建築はそれだけで大規模クランの主力になれるくらい重要な役割です。テンプレがあれば簡単と思われがちですが、大規模になればなるほど難しいです。私は、細かい繰り返し作業がとても苦手なので、建築はソロだけです。大規模はどうしてもミスしてしまい、設計図通りになりません。建築出来るプレイヤーを尊敬しています。関連記事
・RUST記事一覧 -
kar98k の意味
正式名称は、Karabiner 87 Kurz。
ナチス・ドイツ時代に開発されたボルトアクション式小銃です。
通称「カー」、ドイツ語の発音に倣って「カラビナ」や「カラビーナ―」と呼ぶ人も多いKarabiner はドイツ語で 騎兵銃 という意味です。
既に解説した、英語の カービン銃 と同じ意味です。
カービンについては、M4で詳しく書いたのでそちらを読んでください。
・FPS用語解説「M4カービン」について98という数字は、前身となったボルトアクション銃 Gew98から取られたものです。
Gew98は製造が開始された年。
Gew98 (Gewehr) は第一次世界大戦時代のドイツ軍の主力小銃でした。Kurz はドイツ語の形容詞で、(時間や空間・距離などが)「短い」という意味です。
カラビナの派生
登山やキャンプをされる方はカラビナというと別の物を思い浮かべると思います。
バネ機構で簡単に取り付けられる金属性のフックの事です。
このフックの正式名称は、カラビナハーケン
Karabinerhaken = Karabiner (カービン銃) + Haken (フック)
ただし、一般的なカービン銃のことで、kar98kよりも早い時代から登山用具としてザイルを固定する道具として使われた。明確ではないが、1800年代の中ごろには登山用具としてのカラビナは使われていた。
DIYや大工をされる方も工具を止めたり、落下防止のロープを止めるのに使われる器具です。Kar98kの時代背景と性能
第二次世界大戦さなかの1935年に製造が始まり、1945年まで製造されていた名銃。
様々な工場で生産され、派生銃も多かっため、個体差も大きかった。
特に精度の高い固体は、狙撃銃として改造され運用された。
歩兵・騎兵が持つ銃だったためアイアンサイトがベースだったが、狙撃銃としては1〜4倍・6倍のスコープが搭載され、戦争末期にはドイツ狙撃兵は連合軍から恐れられる存在となった。その一役を担ったのが狙撃銃として改造されたKar98kです。FPSゲームのKar98kの実装
殆どのゲームで Kar98k (通称:カー) はスナイパーライフル (SR) として実装されます。
それは、古い銃でライセンスがかからないということと、狙撃銃としての知名度の高さからです。
モデルガンとしても人気が高い銃で、特にボディーが木製の物は人気が高いです。サバゲーなどでは使えない性能なので、本当に触って楽しいモデルガンという感じです。