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トラッキングエイムの意味を解説し、必要となる場面や鍛え方について説明します。
トラッキングエイム(追いエイム)の意味
トラッキングエイム(Tracking Aim)とは、敵に照準(レティクル)を合わせ続けることを指します。
以前このブログで「AIM練習に使えるソフト」を紹介しました。
それらのソフトで基本的なトラッキングエイムのマウス操作は習得できます。
トラッキングエイムが強い場面
中距離フルオートでの打ち合いが強いです。サブマシンガン(SMG)やアサルトライフル(AR)で使う技術です。レレレ撃ちや遮蔽物を利用し、キャラコン して、相手との読み合いしながらの戦いは、FPSゲームの醍醐味です。
逆にSRが強い遠距離 や DMR、SG、ハンドガンは1発1発当てることが重要なので、トラッキングよりもフリックのほうが重要な場面になります。
敵のキャラコンに合わせたトラッキングエイム
しゃがみ、伏せ、横移動、ジャンプ、走り、レレレなどゲームによって特徴的な動きは変わります。それに合わせてトラッキングエイムを行う必要があるので、エイム練習ソフトでマウス操作を鍛えるだけでは不十分です。練習ソフトで素早く正確なマウス操作を習得できたら、次はゲーム内で敵の動きを予測するトラッキングエイム、頭を使いながらエイムする練習が必要です。
銃を撃ちながらのトラッキングエイム
エイム練習ソフトでのトラッキングエイムは左クリック押しっぱなし(ドラッグ)で行います。
実際のFPSゲーム内でのトラッキングエイムは、フルオート銃を撃ちながら行います。
当然、弾を打ちながらだと上下左右にレティクルが跳ねます。リコイルコントロールしながらのトラッキングエイムが必要ということです。遊ぶゲームタイトルや銃の設定によっては、指切りやタップ撃ちしながらのトラッキングエイムも必要になってきます。ソフトだけでは習得できないので、ゲーム内で練習する必要があります。
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マウス底に使われるPTFE素材についての解説
PTFEってどういう素材か?
PTFEとは、ポリテトラフルオロエチレン(Poly Tetra Fluoro Ethylene)で、フッ素原子と炭素原子のみからなる フッ素樹脂 です。
一般的に テフロン という商品名で呼ばれ、フライパンのコーティングとして日常生活でも耳にすることがある物質です。
PTFEの特徴
・化学的に安定している(耐薬品性・耐熱性 どちらとも優秀)
・潤滑性
・電気絶縁性
・柔らかいため成形が難しく、高価
フライパンだけでなく、薬品タンクのパッキン、通信ケーブルのコーティングに利用されています。
滑りがよく、固着しないので、開け締めする蓋のパッキンや、回転部品の軸受などに使われます。
マウスソールに使われるPTFEの役割
滑りが良い素材で、常温付近では安定しているので、マウスソール(マウスブーツ)の主な素材として重宝されています。
PTFEは、配合費でいくつかに分類でき、特徴も変わってきます。
純PTFE:
テフロン100%のマウスソールは、すべすべ、ツルツルの滑り重視。ただし、形成が難しく、高価になります。角の処理が甘いものには要注意です。
高純度PTFE:
テフロンに充填剤(グラスファイバー、カーボンファイバー、モリブデンなど)を加えたもの。テフロン素材特有の滑りの良さを維持したまま、耐摩擦性や形成性を上げた素材。純PTFEより若干滑りは悪くなるが、かなり丈夫で長く使えるソールが多い。値段も安い
PTFE以外のマウスソール
超高分子量ポリエチレン、ナイロン66、シリコンなどがある。
ただし、ゲーミングマウスのソールとして使われるのは、今は殆どが純PTFEか、高純度PTFE担ってます。
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FPSで使われるヒットストップの意味を解説します。似た状況の「エイムパンチ」についても合わせて説明いたします。
ヒットストップって何?
ヒットストップとは、攻撃があたった時に、動作が止まったり、移動が遅くなるエフェクトのことです。
もとは 格ゲー用語です。対戦型格闘アクションゲームのヒットストップは、通常攻撃や特殊技があたった時に、自分と相手が一瞬止まるエフェクトのことを指します。攻撃がヒットしたことを両者が分かりやすくする目的で導入されています。
FPSゲームでのヒットストップは、
銃弾が当たったキャラクターの動作が、一瞬止まったり、動きがゆっくりになったり、操作を受け付けなくなったりすることを指します。
格ゲーと違うのは、撃たれた側だけが大きく制限されることです。
FPSゲームでもタイトルによって、ヒットストップを導入しているゲームと敢えてヒットストップを作らないゲームがあります。
Escape From Tarkov や Valorantにはヒットストップが明確にあります。こういうゲームは、先に弾を当てると圧倒的に有利になります。
Apexは武器によって、ヒットストップがほぼ無い物と、ヒットストップがある武器があります。他のゲームに比べると、エイペックスのヒットストップは軽く設定されていて、近距離での打ち合いを楽しめるようにデザインされています。
エイムパンチって何?
ヒットストップと似た用語に「エイムパンチ」という言葉があります。
エイムパンチとは、弾があたった際に レティクル が大きくブレることを言います。
敵がスナイパーライフルを構え、スコープで覗いていても、先に撃って弾を当てることができれば、大きくスコープが振れ動き、撃ち勝つことができるようになります。最近のFPSゲームでは、エイムパンチが導入されているので、初弾を的確にヒットさせることが重要になっています。
エイムパンチはヒットストップ同様に、ゲームによって細かく設計されている部分です。
タルコフでは、アーマーを着ているとヒットストップが軽減されます。
ゲームによっては、手足への着弾は、ダメージだけでなく、エイムパンチも小さく設定されているものがあります。
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FPSゲームでよく耳にするストッピングという技術について、やり方を解説します。
ストッピングの意味と目的
ストッピングとは、
キャラを素早く停止状態にするための キャラコン のことです。
ストッピングの目的
FPSゲームには、移動中に銃を撃つと、弾が レティクル とは全然違うところに着弾するゲームがあります。
そういったゲームは、キャラを静止状態にしてからでないと、弾を当てることが難しいです。
ストッピングが必要なゲームの代表的なものには、「CSGO」や「VALORANT」があり、これらを上手にプレイするにはストッピングが必須のテクニックです。
ストッピングの方法
①逆キーストッピング
「A」で左移動していたら、撃つ直前に一瞬だけ「D」で右移動を入力し、直ぐにDキーも離して打ち出すやり方です。CSGOで使う方法です。VALORANTでも使えます。
②キー離しストッピング
単純にWSADを離してから、銃を撃つやり方です。
VALORANTで使う方法です。ヴァロでは、①と②どっちが早いのか論争がありますが、結論は「ほぼ変わらないので好きな方で良い」です。
gosioさんの検証動画が非常にわかり易く、正確だと思います。
検証結果は、どちらの方法もキャラが止まって、弾がまっすぐ飛ぶまでは6フレーム
オペレーターは、7フレームとなったようです。体感で覚えて活用しましょう。
【補足】
ストッピングがあまり重要ではないゲームもあります。接近戦で弾をバラ撒くような打ち合いが強いゲームや、そもそもストッピングしなくても弾が照準どおりに飛ぶゲームです。
APEX Legends や Overwatch などは、ストッピングしないで動き回りながら撃ち合うのが強いとされるゲームです。
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ベルリンで行われたステージ3のVCT Mastersは、GAMBITが優勝出終わりました。
デバイス紹介の記事を書いた、nAts選手の活躍すごかったですね。
→「nAts選手が使用するゲーミングデバイス」記事
VALORANT Champions 2021出場決定チーム
- GAMBIT Esports(stage3 Masters:Berlin優勝枠)
- Sentinels(NA枠)
- Temam Envy(NA枠)
- KRU Esports(ラテンアメリカ枠)
- Team Vikings(ブラジル枠)
- Keyd Stars(Vivo Keyd)(ブラジル枠)
- Acend(※EMEA枠 )
- Fnatic(EMEA枠)
- Vision Strikers(韓国枠)
- Crazy Raccoon(日本枠)
- X10 Esports(東南アジア枠)
- Team Secret(東南アジア枠)
※EMEAとは、Europe(欧州)・Middle East(中東)・Africa(アフリカ)の頭文字の略。ロシアも欧州に含まれる
チャンピオンズは、11月末から12月に実施予定です。オフライン大会で、場所はマスターズ同様にベルリン(Berlin)で行われることが決まっています。
日本からChampionsに出場するのは1枠、マスターズサーキットポイント獲得でCrazy Raccooon(クレイジーラクーン)に決まっています。
CRは、ギャンビットが優勝したことで、株を上げましたね。優勝チームといい勝負したので、ファンの期待も膨らんでます。
それと、なんといってもGAMBITが優勝し、EMEAのチャンピオンズ枠が繰り上がって、FNATICが出場確定。Fnaticのツイッターは大喜びで、面白かったです。
まだCR以外の日本チームがChampions出場できる可能性があります。
APACのLCQで優勝したチームがチャンピオンズ出場できます。
気になるのがラスト チャンスク オリファイアーの出場チームです。
APAC LCQ出場チーム
- ZETA DIVISIONS(日本)
- REJECT(日本)
- Paper Rex(SEA、シンガポール)
- FULL SENSE(SEA、タイ王国)
- NUTURN Gaming(韓国)
- F4Q(韓国)
- Global Esports(インド)
- 未定(中国)
- 未定(中国)
中国参加となると、かなり強敵になることが予想されます。
ただでさえ、SEAと韓国という超強豪が相手に、ゼータとリジェクトがどう戦うのか楽しみです。
正式日程は発表されていませんが、LCQは 10月に行われるようです。