"FPS用語解説"カテゴリーの記事一覧
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BANの意味
禁止、停止、禁断、禁忌
という意味の単語です。
義務教育では習わない単語でが、ネトゲでは非常に良く使うワードです。
FPSゲームでBANが使われるのは2パターンです。
1つ目は、
アカウントBAN
ゲームで許可されてない違反行為を行ったり、
迷惑行為を行うと運営からそのアカウントは利用停止にさせられます。それをBANと言います。
2つ目は、
バンピック の BAN
競技シーンで使用するキャラクターやマップを、選ぶことをピック(PICK)
お互いの選択肢から外すことをバン(BAN)と言います。
英語だと、ban and pick などと言います
ちょうど今、ベルリンで開催されている VALORANT Champions 2021を見るとわかりやすいです。
今のVALORANTは、マップのBANとPICKを行って、各マップ毎に使用するエージェントをピックしてから、ゲームを開始しています。
もしかすると、今後エージェントが増えると、使用するキャラクターもバンする仕様に変わるかもしれません。
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オンラインゲームのチャット欄でよく見るAFKって何の略でしょう?ボイチャでもよくエーエフケーって聞きますよね。どういう意味かも解説しておきます。
AFKの語源
AFKとは、away from keyboard という英語のセンテンスの頭文字を取った略です。
AFKの意味
文字通り「キーボードから離れる」という意味です。
FPSゲームだけでなく、ネットで広く使われるスラングです。
オンラインゲームで使われるAFKの意味
もっともよく使われるのが、
・短時間の離籍
という軽い意味です。
FPSの様なオンラインゲームでは、もう少し広い解釈で AFK が使われます。
(回線トラブルの切断や、PC故障、Windowsアップデートなどで、)
・長時間のオンラインゲームからの切断
といった意味を含むことがあります。
もっとも酷い AFK の用途は、
(コミュニケーショントラブルによる)
意図的なゲームの強制終了や途中切断
こういうものも AFK と呼ばれます。
AFKの類義語
オンラインゲームというよりは、ネット上での日常英会話で良く使う類義語です。
BRB と BBL
BRB とは、Be Right Back の略で、
「すぐ戻る」という意味で、短い離席の際に使われます。
ドリンク補充や宅配便の受け取り、トイレ、親フラなどで使います。
BBL とは、Be Back Later の略で、
「後で戻る」という意味で、
来客などの対応で戻る時間が不確かな場合に使います。
皆さんはくれぐれも試合中のAFKしない様に予定調整して、楽しくゲームしましょう。
もちろん体調悪い時や、トイレは我慢しないでください。
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しゃがみ動作の目的
しゃがみアクション (クラウチング、crouching)は、ほとんどのFPSゲームで実装されていて、とても重要な用途がいくつかあります。
しゃがみと立ちを交互に連続して繰り返すことを、「屈伸」と言います。
・射撃精度を上げる
どのFPSゲームでも、しゃがみ中は銃の反動が小さくなります。リコイルし易くなります。
実際の射撃でも、ライフルを打つ際は、片膝をついたりし、体を固定してトリガーを引きます。
しゃがみ打ちは、AIMを安定させるのに重要な要素です。
ただし、しゃがみ動作をすると移動速度が遅くなります。そのため遠距離から一方的に撃ち始める場合に使う事が多いテクニックです。
・フェイント
しゃがむことで、ヘッドラインが下がります。それを利用し、相手の虚をつくことが出来ます。
特にAPEX Legendsでは、しゃがみ動作での移動速度のデバフが少ないため、体を晒しての近距離の打ち合いでも多用するテクニックです。レレレ中にしゃがみを適度に混ぜるのも有効なテクニックです。
関連記事「【FPS用語解説】レレレ撃ち」
Apex以外のゲームでも、遠距離の狙撃を避けるために、屈伸しながらの移動はバニーポップ同様に重要なテクニックです。
・特殊なキャラコンとしてのしゃがみ
しゃがむと視線が低くなるので、通常とは異なる視界が得られます。
また、小さく屈むので、立ち状態では行えない行動が出来ることがあります。
ジャンプ中にしゃがむことで、本来通れない場所を通過出来たりなど、ゲームによってしゃがみ動作が含まれる特殊なキャラコンは多岐にわたります。
伏せ撃ち
「しゃがみ」ほど一般的ではありませんが、一部のゲームでは伏せ打ちが実装されているものがあります。
大型のアサルトライフルやスナイパーライフル、DMRの先端に「バイポット(二脚)」と呼ばれる保持具が装着されている銃があります。こういった銃は、伏せ撃ちすることで、しゃがみよりも更に安定したリコイルが得られる様な仕様になってます。
PUBG や EFT には 伏せ が実装されています。
伏せがあるゲームでは、それとセットで 匍匐(ほふく)移動 も実装されています。
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FPSゲームで良く使われるDPMとDPSについて解説します。どちらも攻撃力(ダメージ)に関する用語ですが、使われ方は全然違うのでしっかり覚えておきましょう。
DPSの意味
DPSとは、Damage Per Second の略デス。1秒間の平均ダメージ を意味します。
FPSゲームで使われるDPSは、主に 武器(銃)の火力を表す数値です。
(DPSの式) 弾1発のダメージ ✖ ファイヤーレート
ファイヤーレートの意味
ファイヤーレート (fire rate、firiing rate) とは、銃がフルオートで、1秒間 または 1分間に発射する弾の数のことです。
日本語では、発射レート や 射撃レート と呼びます。
関連記事:【FPS用語解説】フルオートとセミオート
一般的には一定時間内に発射弾数で表しますが、
FPSゲーム内の表記だと1発撃つのに必要な時間で表す場合もあります。
その場合は、単位は 秒 になります。0.5s となると1発撃つのに0.5秒、1秒で2発発射できる銃となります。
また、DPSの式が変わります。
DPS = 一発ダメ ÷ ファイヤーレート
DPMの意味
DPMとは、Damage Per Minute の略です。1分間の平均ダメージ を意味します。
FPSゲームで使われるDPMは、主に プレイヤーのパフォーマンスを表すスコアです。
殆どのFPSゲームで、防具無しの敵を1キル分のダメージを100として計算されます。
League of LegendsなどのMOBAでもDPMは使われます。
もう一つのDPM (Damage Per Match)
ゲームに寄っては、1試合通して1人のプレイヤーが出したダメージを、DPMと呼ぶ事があります。この場合は、Damage Per Match の略になります。
ただ、紛らわしいので「Total Damage」とか「総ダメージ」と別の呼び方をすることが多いです。
Valorantだと、試合結果画面には「AVG Combat Score(平均バトルスコア)」と表示されています。これは、ラウンド平均ダメージです。
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FPSゲームなどのオンラインゲームで良く使われる キャリー の意味について解説します。
FPSゲームだけでなく、LOLなどeスポーツの競技シーンが整備されたタイトルで頻繁に使われる用語です。
キャリーの意味
キャリーとは、主に対人戦のチームバトルで、自らの活躍によって、味方チームを勝利に導くを琴指します。また、そのプレイヤーのことも指します。
使用例)
この試合は キャリー 出来て、気持ち良くプレイできた。
キャリーは、英語の「carry」から来ていて、「(荷物などを)運ぶ、背負う、積む、持っていく」という意味です。これが、「(チーム・味方プレイヤー)を勝利へ連れて行く。背負う。」こんなニュアンスで使われるようになったオンラインゲーム用語です。
相手チームの キャリー は彼だから、徹底的にマークしよう。
(実力上のプレイヤーに向かって)この試合、キャリーお願いします。
キャリーは、プレイでの活躍で勝利に導くことを指します。チームのメンタルケアやコミュニケーションで勝利に導くプレイヤーもいて、とても重要ですがこういった活躍はキャリーとは呼ばれません。
キャリー関連用語(逆の意味の言葉)
バスに載る の意味
バスに載るとは、活躍できなかったプレイヤーが、味方にキャリーしてもらったときに使う言葉です。
キャリースコアの味方がいたにもかかわらず、
パフォーマンスが悪く、負けの原因になってしまった場合は、「バスを壊す」「バスを事故らす」「転倒させる」「横転させる」「脱輪させる」など面白い言い回しがたくさんあります。
姫プ の意味
姫プレイを略して「姫プ」と言います。
これは初心者や実力を劣るプレイヤーが、チームの脚を引っ張るなか、他の仲間が頑張る様子を指します。
Youtuberやゲーム配信者が集まるオンラインイベントなどで、視聴者がコメントで盛り上がる言葉です。
キャリースコア
キャリースコアとは、勝利したチーム内で、飛び抜けた結果を出したプレイヤーのスコアを指します。
FPSゲームで、キャリースコアに使われる数値は、KDA、DPM(分間ダメージ や トータルダメージ)などです。
関連記事①「【FPS用語解説】KD、KDA、キルアシ、キルレとは」
関連記事②「【FPS用語解説】DPS と DPM、補足 Damage per match」