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PUBGの息止めの意味
Player'Unknown BattleGroundsは、遠距離の打ち合いが多いという特徴をもったFPSゲームです。ARがメインで、サブウェポンはDMRかSRを4人全員で持ちます。
遠距離射撃が強いゲームですが、他のゲームの様にストッピングの仕組みは存在しません。
その代わり「息止め」と言う独特のアクションが存在します。
ただADSするのではなく、ADS後に息止めを行うことで正確なAIMが出来る仕組みになってます。
息止めのやり方
ADS中にShiftキーを押すことで、息止めができます(デフォルトキーバインドです)
そうすることで、ADS中のクロスヘアのブレがほとんど無くなり、正確にエイムできます。
ADSについては、別記事「【FPS用語解説】腰撃ちとADS」で解説しています。こちらの記事も併せて読んでください。
息止めするメリット
息止めは正確なAIMを助けるために行います
具体的にはADS時でも縦横に揺れるクロスヘアの挙動が、息止めをすることでほとんど無くなります。
息止め中のデメリット
息止め中は、通常のADS時よりも移動がゆっくりになります。
フェイントのショルダーピークなどには使えないので注意して運用しましょう
酸素ゲージのような肺のインジケーターがマックスになると、
これ以上エイム出来ないぐらいクロスヘアがぐらぐら動きます
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前回、いわゆるチートについて解説しました。
ソフトウェアチートはプログラムチートと呼ばれる、不正なプログラムを使ったチートです。
チートには、これ以外にも数多くあります。
チート(Cheat)の意味については、前回解説した記事を先に読んでください
「【FPS用語解説】チートの種類(ソフトウェアチート)」
マクロ(macro)
キーボードやマウスにマクロと呼ばれる機能が付いたものがあります。
本来の用途は、一つのキーに複数の動作を登録し、パソコンを便利に使うことです。
FPSでもリコイル入れながら、単発撃ちを繰り返すようなマクロを使う有名プレイヤーもかつていました。
殆どすべてのFPSゲームでこの機能を使うことを禁止しています。特に競技シーンでは、使用者は技びしい罰則規定が設けられています。
一般のユーザーでも悪質な場合は、アカウントBAN・アカウント削除と言った罰則が下されるので、安易に使用しないでください。
スマーフ(smurf)
スマーフとは、本来の実力を隠してプレイすることです。サブ垢を使って低ランクで遊ぶことを指します。
ブースティング(boosting)
ブースティングとは、スマーフアカウントを使って、一緒にランクを行ったプレイヤーを勝たせる行為です。
スマーフとブースティングで最近起こった問題
Valorantのプロ(元プロ)が、サブ垢使ってVtuberとプリメイドでランク戦を行ったことが問題となりました。
CRのValorant部門の元プロ「Rion」さんやオーナーのCRおじじ、そのほかVtuberとZETA Division、CRのヴァロ選手が活動自粛とアカウント停止になった原因はこれです。
サブ垢プレイ自体は禁止事項ではないが、それでDuoや自分より低いレートのプレイヤーとランクマッチ。その時の指摘コメントにも、悪びれずあたかも正しい行為の様に対応し、厳しい罰則+自粛となりました。
言い出しっぺのRion(リオン)氏は、厳しい罰則が与えられました。また彼は過去に別チーム所属時に女性関係でトラブルもありました。結婚したし、問題児から大人になってほしいところです。
ゴースティング/スナイピング(ghosting/sniping)
ゴースティングとは、ストリーマーの配信画面をみて、敵チームのプレイヤー有利にゲームをプレイすることを指します。
海外では、スナイピング(Sniping)と呼ぶことが多いです。配信者はスナイプ行為を嫌い、ゲーム運営からも禁止されている行為です。今は、配信者が悪いなんて言うのは時代遅れです。
ハードウェアチート(Hardware cheat)
一番よくあるFPSゲームでのハードウェアチートは、クロスヘアを表示するものです。ほとんどのゲームではゲーム内の設定で出来る表示しか許可されていません。本来、腰撃ちはアバウトなものですが、モニターが中心にクロスヘアを表示することで、腰撃ちでも正確にエイム出来てしまいます。
マウスやキーボードの連射機能。FPS以外でも格闘ゲームなどでも使われるハードウェアチートです。人間の指では不可能な連射や操作をできる機能が付いたデバイスを使うことは禁止されています。
グリッチ(Glitch)
グリッチとは、ゲームのバグを意図的に不正利用することです。大会運営やゲーム運営で個別に禁止される行為があり、その利用は禁止されます。
チーミング
インキュー開始時間を合わせて、同じマッチで敵となったプレイヤー同士が、敵なのに協力し合う事
バトロワ系のFPSゲームでたびたび見られる不正行為
ランクを上げる目的や、ゲーム内の勝利報酬、愉快犯など様々な目的で行われる
フレンドリーファイヤー(FF)
ワザと自チームの味方を撃ち殺す行為
・愉快犯
・ゲーム内アイテムを不正に奪う
出来ない仕様になっているFPSゲームも多い
PUBGやEFTは、FFが行えてSNS上で問題になる。
出来るゲームで一緒に遊ぶプレイヤーを掲示板やSNSで募集する際は十分に注意し、自衛しましょう。
チート以外の迷惑行為
チートまではいかないが、コニュニティ衰退を招く様な迷惑行為やマナー違反
トロール行為
ワザと負ける様な行為
・銃を構えず敵に突っ込む
・全体チャットや全体VCで自チームの位置を報告する
・チームの輪を乱す行為
・チームの勝利につながらない自分勝手な行為
死体撃ち
キルした相手の死体を撃ち続ける行為
FPSゲームは、デス後も視点が残っていたり、キルカメラが見れるゲームが多いため、相手を煽るために行われる。
日本のゲームコミュニティでは非常に嫌われる行為です。
プロレスのようなエンタメ要素としてとらえる人が多いため、海外ではそこまで大きな問題にならない。
【関連記事】 FPS用語解説 チートの種類(ソフトウェアチート)
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ボトルネックの意味
ボトルネックとは、物事の進行するうえで、妨げとなる要因のこと。
生産管理やプロジェクト管理、ネットワーク技術などでよく使われる。
液体の流量が、最も狭い場所に依存することからくる。
何かが故障して、生産ラインが止まるようなものをボトルネックとは言いません。
機能としては正常だが、原材料の調達量が不足していたり、在庫を管理する倉庫が小さいなど、計画していた生産能力が出せない様な原因のことをボトルネックと呼びます。
FPSゲーム界隈でもボトルネックと言う言葉はよく使われます。
ネットワーク回線で使われるボトルネック
10Gbpsの回線に契約しても、ルーターが100Mbpsまでしか対応できていない場合、回線速度は遅い機器に合されます。これもボトルネックの1つです。
FPS値で使われるボトルネック
モニターのリフレッシュレートでも同じことが言えます。
グラボをGTX3080を購入して高スペックPCを使っても、
モニターが144Hzまでしか出ないと、FPSは 144 までしか出ません。
この場合は、ゲーミングモニターがボトルネックになります。
【関連記事】
・FPSゲームを快適にする回線選び
・お勧めのゲーミングモニター
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12月に開催されるFPSゲームに関するイベント一覧
抜けてるものなどありましたら、教えて頂けると嬉しいです。
VALORANT
VALORANT Champions 2021
2021/12/1〜2021/12/12
今年一年やってきたVCT(Valorant Champions Tour 2021)の最終戦
いよいよ世界1位のValorantプロチームが決まると思うと、ワクワクしますね。
SentinelsのTenZ、GAMBITのnAtsのマスターズの活躍は鮮明に覚えています
この大会でも大暴れする姿見たいですね。
世界各国の強豪相手に、日本代表のCrazyRaccoonがどう戦うか早くみたい。
デバイス好きとしては、テンズがどのギアを持ち込むのかも気になるところ。
【関連記事】
・TenZ(テンズ)の使用デバイス
・nAts(ナッツ)の使用デバイス
・CrazyRaccoonの選手たちが使用するデバイス
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基礎用語シリーズです。今回は「ヘッドショット(headshot)」を解説します。
前回の「AIM(エイム)の意味解説」記事に引き続き、基本をおろそかにしてはいけませんってことで。「もう知ってるわっ」ってる人は、別の記事を読んで楽しんで学んでください。こういう基本的な部分も需要があると知ったので、当たり前のことも解説していきます。
ヘッドショットの意味
ヘッドショットとは、敵の頭にエイムし、着弾することです。
殆どのFPSゲームで、頭は弱点に設定されており、頭を狙い撃つヘッドショットが非常に重要です。
アサルトライフルでのヘッドショット運用
殆どのゲームでは、アサルトライフル(AR)だとヘッドショット1発で瀕死になります。
次の弾が体の胴体に当たっても倒せるくらいの瀕死です。
全弾ボディー撃ちだと、3、4発当てる必要があります。敵に打ち勝つには、いかに頭に銃弾を命中させるかが重要です。そして、一番安定して狙えるのが、フルオートの初弾です。
初弾をヘッドラインにしっかりAIMすることが非常に重要です。
スナイパーライフル(単スナ)のヘッドショット運用
連発出来ない代わりに1発の威力が高いのが、スナイパーライフルです。
ほとんどのFPSゲームでは、スナイパーライフルはヘッドショット1発で即死させられます。
1発で打ち勝てないと、ARに撃ち負けるのがスナイパーです。
フリックショットでも、相手の頭に命中させる精度が必要です。
スナイパーの腕の見せ所ですね。
AIM練習ソフトでのトレーニングがもろに出る部分です。しっかり練習して、素早く正確なエイム力を身につけましょう。
今回は、運用する機会が多いメインウェポンについてのみ解説しましたが、
もちろん他の武器でもヘッドショットは非常に重要です。
【関連記事】
・FPS用語解説 ヘッドライン (headline)
・銃の種類解説 アサルトライフル/スナイパーライフル