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FPSゲームで必須テクニック「置きエイム」の解説
置きエイムとは、敵が出て来そうな場所に照準(レティクル)を合わせておくことです。
置きエイムを、プリエイム (pre aim) という呼ぶ人も多いです。
敵の現時点の位置から動きをイメージして、
敵の入ってくる場所を限定し、エイムを合わせておきます。先に敵がいることを感知できたのであれば、この置きエイムが非常に有効になります。敵がいることが足音や銃撃音などでわかっていて、
自分の視界が届かない場所から自分の視界の中に敵が入ってくる可能性が高い場合に、
敵の動きを予測して先手をとるために使用する、という時に効果的なテクニックです。
SRなど1発で倒せる銃の置きエイムはより強力です
VALORANTのオペレーターは、花形シーンですね
置きエイムの弱点(飛び出し有利)
最近のFPSは、飛び出し有利のゲームが多いです。
息をひそめて ハイド するプレイヤーよりも、動いて敵と打ち合うことを推奨してます。
ゲームの醍醐味として、打ち合う楽しさを味わえるように、ゲームをデザイン・調整するからです。
競技シーンで全員が足音消してハイドして、
1発しか打たないで終わるゲーム性だったら、
やってる方もつまらないし、見てる方も盛り上がれません。
両者で位置が把握できている打ち合いでは、
飛び出す側はフェイントも使えるし、飛び出す距離や、リーンの有無で、置きエイムする側の照準位置をずらすことが出来ます。
置きエイム側は、エイムを置いているメリットがなくなり、
標準機を覗いたまま 追いエイム・フリック撃ち することになります。
対して動く側は、
飛び出して 決め打ちすることで、敵より早く撃ちだせるので、有利です。
最悪でも5分以上と言う状況が多いのが飛び出し有利の理屈です。
ただし、圧倒的有利という訳で無く、
飛び出す動作中に、敵が反応し フリックエイム でやられることもあります。どうしても飛び出す側の方が移動分遅れるので、待つ側が強力なエイムと反応速度があると、飛び出す側が負けます。
置きエイムが強いのは、
一方的に敵の位置を補足していて、
敵に置きエイムがばれていない場合です。
決め打ちとは、
敵がそこに居るものとして、銃を撃ちながら飛び出す戦術です。
基本的には、腰撃ち がメインのテクニックです。
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オフアングルで打ち合う前に打ち勝て
色んなテクニックがあるFPSの打ち合いで、オフアングルを使えば目があった瞬間には打ち勝てます。
今回は「オフアングル」についての用語解説です。
FPSゲームで使われる オフアングルとは
視点・AIMが置かれていない場所から、リーンや飛び出すことです。
オフアングルは英語っぽいけど、和製英語で「off angle」とは言いません。
「aim-off angle」が、オフアングルと同じ意味の英語です。
オフアングルが強い理由
オフアングルを使う側は、AIMを置いた状態で決め打ちで飛び出せます。
使われた側は、画面に映った敵に反応し、フリックエイムで敵にレティクルを合わせて打ち出します。
この差は0.1秒か0.2秒くらいの差ですが、
オフアングルを使う側は、弾だと最低でも1発、通常は2~3発を先に撃ちだせます。
オフアングルを使う側は、
ヘッドショットだったら負けないし、
胴撃ちでも、相手のフリックヘッドショットにも勝てる可能性があります。
オフアングルの見つけ方
敵の位置が分かっている事が大切です。
分かっていないとしても、敵のいる位置を仮定してオフアングルを探します。
自分の場所がバレて無ければ、確実に打ち勝てます。
① クリアリング済みの場所
敵がクリアリングした場所はオフアングルになります。
対面してる相手だけでなく、敵チームメンバーがクリアリングした場所もオフアングルになりやすいです。
② リスクのあるポジション
他の場所から簡単に射線が通るポジションは、
敵が「そんな場所にいるわけない」と思って、AIMを置かない場所になります。
そんなリスキーな立ち位置でも、相手の位置が分かっていればオフアングルとして使えます。
③ 意表を付いたポジション
特殊なキャラコンしないと、入れない場所などです。
初見殺し的なテクニックです。
④ タイミングを利用する
相手が索敵する場所は順番がある程度決まっていることが多いです。
例えば、
T字からフェイント入れて飛び出す場合、左から見る場所。
敵から見て右のポジションは、最初の飛び出しフェイントの時はオフアングルになります。
【関連記事】
・FPS用語解説「クリアリング」
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Valorantなどでよく聞く 開幕ラッシュの意味
ラッシュ・開幕ラッシュとは、
ラウンドスタートと同時に、全員で固まって1カ所を攻める戦術です。
特にハンドガンラウンドや調整ラウンドで自チームの装備が弱いときに行われ、相手のゴールドと所持武器を削ることが目的です。
稀に、敵武器を奪取することで、ラウンド勝利につながり、劣勢を逆転するきっかけにもなる重要な セットアップ です。
サバゲーで使われる開幕ラッシュの意味
サバイバルゲームで使われる開幕ラッシュは、若干意味が異なります。
ゲーム開始と同時に前方へ走り、出来るだけ有利なポジションを確保することです。
ラインを上げたり、有利な遮蔽を確保し、射線管理できるので、
ゲーム開始直後に圧倒的なアドバンテージが取れます。
相手の不意をつけると、序盤に大量のヒットを獲得できることもあります。
rush(ラッシュ)の英語の意味
「突進」「突貫」といった名刺
「急ぐ、駆けつける」「突進する」「殺到する」「突っかかる」といった動詞
FPSゲームで使われるラッシュ戦術は、チーム全員でタイミングを合わせて1カ所から攻めることです。
挟み や ラーク など時間を使ったセットプレイとの組み合わせは有りません。
ラッシュは、ラッシュのみ。突貫 とも呼ばれる作戦です。
関連記事①:FPS用語解説 挟み
関連記事②:FPS用語解説 ラーク
関連記事③:FPS用語解説 セットプレイ
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FPS競技シーンでよく聞く セットアップ の意味解説です。
「セットアップ(setup)」の辞書の意味
・(家具などを)組み立てること
・ファッションで、服や小物の組み合わせ。上下セットのこともセットアップという。
・コンピューターで、ハードウェアの組み付けや設定、ソフトウェアのインストールと設定のこと
FPSゲームで使われる セットアップとは
5vs5の爆破ゲームでよく使われる言葉で、
あらかじめ決められたルートや人数で相手を攻める戦術の事
スポーツなどで使われる「セットプレイ(set-play)」と同じ意味です。
FPSゲームでも、海外の競技シーンでは「set play」と言われます。
海外のゲーム用語で「setup」と言うと、辞書的意味にあるコンピューター用語の使われ方です。
モニターやマウスなどのデバイスの設定や、ゲーム内の感度や色味の設定を指す。
FPSゲームのセットアップ関連用語
・ラーク
・ラッシュ