"ゲーミングPC環境"カテゴリーの記事一覧
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肩こりの原因は、重い頭と腕を支える筋肉群が披露する事です。
参考文献:第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局「肩こりの症状・原因」この記事で紹介するのは、ゲーマーやプログラマーなど長時間PC前で座って作業する人向けの改善提案です。
根本的には、座ってモニター前で作業すること自体が肩こりの原因です。適切な休憩と運動をし、長時間同じ体勢にしないことが根本的な対策です。ゲームは、特に腕を持ち上げるわけでもなく、マウスも軽いです。
ゲームの肩こりの原因は、
・不自然な姿勢
・長時間の緊張
にあります。特に、FPSやLOL・格ゲーなどのeスポーツと呼ばれる競技性の高いゲームでは、
反応を高めるためモニターを近くで見ることになります。上の第一三共ヘルスケアのサイトでも解説されているように、
重い頭を、ゲームする際は不自然な体勢で支えることになります。
具体的に言うと、地面に垂直ではなく、前のめりになる 猫背 や ストレートネックです。これは、2つのプレイ環境を見直すことで改善できます。
① 頭がしっかり背骨に乗る姿勢
よく背もたれを使わない人がいます。これはお勧めしません。筋力が強い人や股関節が非常に柔軟な人なら可能ですが、人間の体は座る姿勢に適応した骨格をしていません。リンクしっかりした背もたれ があるオフィスチェアやゲーミングチェアが重要な理由です。
短時間であれば背もたれが無い椅子に座ることもストレスではないですが、ゲームやパソコン作業で椅子に座る場合、頭を支えるために垂直に近い姿勢で座り、そして、広く背中や腰とお尻をホールドしてくれる椅子が重要になります。背もたれが無かったり、腰部分しかない椅子は、PC作業には不適切です。
こういった椅子は、立ったり座ったりが多い職業やシチュエーションに適しています。キッチンで使ったり、美容室で使われるスツールを想像してください。背もたれが小さいオフィスチェアも会議室や営業職などではコスパ良く便利です。
② モニターとの距離
①だけだと不完全というか無理です。モニターが見えなかったら自然に姿勢が崩れるので。
モニターアームを使ってしっかりとモニター位置を調整する必要があります。その際、メジャーと水平器を持っていると設定が早く行えるのでお勧めです。これについては既に詳しく解説したので、別記事を参照してください。
・ゲーマー向けモニター・机・椅子の位置設定
・水平器の使い方以上がゲーマー向けの肩こり改善の設定です。
関連記事
・【2022年】おすすめのゲーミングチェア【タイプ別】【最新23種】
・おすすめのモニターアーム、王道〜定番まで -
「ゲーミングモニターのフリッカーって何?」
「フリッカーな何が問題なの?」フリッカーの意味
フリッカーとは、モニターが常時点滅し続けていることです。
リフレッシュレートに従い 人間の目では認識できない速さで 点滅を繰り返しています。地上波のテレビ放送など 30Hz のものは、約 33ms周期なので 表示される映像によっては 注意してみれば点滅が確認できたりします。
フリッカーが人体に及ぼす悪影響
長時間モニターを眺めていると、目が疲れます。酷くなると 肩こり や 偏頭痛 を引き起こすことがあります。
もちろん ゲームのパフォーマンスにも大きく関わる部分です。
目が疲れると焦点合わせる機能も低下し、反応速度も下がります。eスポーツの認知度が上がり プロチームのスポンサーにコンタクトレンズ・眼鏡が名乗りを上げて、共同で商品開発したりしてますね。
ロート製薬株式会社などの製薬会社も ゲーマー向けの目薬 を開発し、スポンサードするなど注目されています。個人差ありますが ブルーライトカットの眼鏡 は長時間ゲームしたときの疲労を軽減してくれます。
リンクリンク関連記事
・PC用語解説「リフレッシュレート」
・PC用語一覧
・FPS用語集
・FPS用語 「フリック」の解説 -
スタッタリングの意味
スタッタリングとは、モニターの映像トラブルの種類の1つで、いわゆるカクツキです。
カクツキの中でも、原因がモニター と PCスペック・描画処理能力 (グラボ・CPU・メモリ)によるものを スタッタリング といいます。
英語だと Screen Stuttering といいます。Stutter の意味
・(動詞) 吃る (どもる)、口ごもる
・(名詞) 吃音、吃りスタッタリングが起こる原因
スタッタリングは、パソコンの描画処理能力が足りずフレームレートが低いと起こります。
モニターのリフレッシュレートに対し、フレームレートが遅いと、リフレッシュタイミングに映像が間に合わない為、1回リフレッシュがスキップされます。
このため、画面がカクカク表示されるのがスタッタリングが起きる理由です。スタッタリングの問題を解決するのに
基本的には グラボ や CPU を交換し、PCの処理能力を上げる必要があります。
ただし、最近のグラボとモニターには、リフレッシュレートとフレームレートを最適化する機能が備わっています。
nVidia社 G-SYNC 、 AMD社 FREESYNC です。
モニターがこの機能に対応していれば通常のゲーミングモニターは、G-SYNC と FREESYNC どちらかのみに対応してます。
GeForce のシェアが高いため S-SYNC だけに対応してるモニターがほとんどです。
Dell S2522HG は 240hzリフレッシュレートで G-SYNC・FREESYNC 両方に対応してますリンク関連記事
・PC用語解説「ティアリング (テアリング)」
・PC用語解説「リフレッシュレート」
・PC用語解説「フレームレート」
・PC用語一覧
・FPS用語集 -
ティアリングの意味
ティアリングとは、モニターの映像トラブルの種類です。
モニターのリフレッシュレートが早すぎて、PC・グラボの性能が低いと起こる障害です。
・画面の横に線が入ったように割れる
・画面が滲む(にじむ)撓む(わたむ)歪む(ゆがむ)
・振れの様に感じることもある
わざと素早く視点を動かし続けると、ほとんどのゲームでもこの症状が起こると思います。
それが普通にゲーム中にプレイしていても起こることをティアリングといいます。
ティアリングが起こる原因
ティアリングが発生するメカニズムは、シンプルにPC・グラボのスペック不足からです。
通常のモニターの表示する画像は一度グラボによって1枚の絵としてつくられ、画が完成したときにモニターに送信されます。
それがリフレッシュタイミングに、出力する映像が出来上がっていないと、一部がリフレッシュ前の画像となるため発生します。これを防ぐ目的で 垂直同期 という機能があります。これは 出力映像が出来るまでリフレッシュを制限する仕組みです。ただ垂直同期を使うと 60FPS を 30FPSにするようなものなので、ゲーマーは基本オフにしています。
多少映像が乱れるリスクがあっても、PC性能とモニター性能を精いっぱい使うためです。ティアリングと垂直同期の問題を解決するのに
nVidia社 G-SYNC 、 AMD社 FREESYNC があります。
これらは ティアリングが発生しない様に、同期タイミングを調整する機能ですが、垂直同期のような遅れが発生しない様にダイナミックに行います。Dell S2522HG は G-SYNC と FREESYNC 両方に対応した 240hzの高速ゲーミングモニター
リンク関連記事
・PC用語解説「スタッタリング」
・PC用語解説「リフレッシュレート」
・PC用語解説「フレームレート」
・PC用語一覧
・FPS用語集 -
フレームレートの意味
フレームレートとは、1秒間の動画が何枚の映像で構成されているかを表す単位です。映像出力の品質・滑らかさを表す単位です。
フレームレートの単位は、fps (frame per second)
代表的なフレームレート
テレビの放送:30fps
一般的テレビが対応してるフレームレート:60fps
家庭用ゲーム機:60fps
PS5:120fps、XBOX:120fps
Youtube や Twitch などの動画配信:60fpsこれに対しパソコンゲームは、最低60fps〜
PCスペックが高ければ300fps以上の高画質が可能です。FPSゲームに求められるフレームレート
BTOゲーミングPCの最低スペックは144fps
ゲーム用として売られているパソコンは、ほとんどこのスペックが出ると思っていいでしょう。
ノートパソコン や デスクトップでもグラボがオンボード(マザボの付属グラフィックチップ)だとこのFPSが出ないこともあるので注意してください。
一般的なメーカーなら、グラボに Geforce GTX1660 / GTX3060、RADEON 6600 が搭載されていて、一般的なFPSゲームなら 144fpsの出力は期待できます。
240fps 以上を期待する場合
高価ですが グラボ GTX3080 / GSX3080Ti / GTX3090 を目安に構成を考えてみてください。
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・PC用語解説「リフレッシュレート」
・PC用語解説「ティアリング」
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