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フレームレートって何?
フレームレートは、動画再生やゲームの描画の滑らかさを表す数値です。
動画は静止画がたくさん集まって、それを連続して切り替えて動いているように見せています。
アニメがパラパラと原画を繋ぎ合させて作られるのとイメージは一緒です。
パラパラ漫画の要領といえば分かり易いですね。
フレームレートは、1秒間に表示する静止画の数(コマ数)のことです。
フレームレートの単位に使われるのが、FPS(Frame Per Second)です。
1秒間に何フレーム表示するか表しているので、FPSが大きい方がなめらかに表示されます。
逆にFPSが小さい数値だと、映像がカクカクして見えます。
FPSの目安
まずはパソコンで、ゲームをプレイしてみてどれくらいFPS出るかチェックします。
殆どのゲームでPINGとFPSは表示出来るはすです。
関連記事「【用語解説】PING(ピング、ピン)」
出来ない場合はGeForceの機能でも表示できます。
そして、そのFPSに合わせてモニターを選ぶといいでしょう。
144Hzしか出ないPCに320Hzのモニター買っても宝の持ち腐れなので。
このブログは、パソコンでFPSゲームを遊ぶ人向けに作ったのもです。
まず目指すのは144FPS
・快適にFPSゲームがプレイできるフレームレート
・滑らかに描画されて見えます
・FPSゲームのパフォーマンスにも十分に実力を反映できます。
144Hz出ない場合は、PCパーツ構成を見直しましょう。
144Hzが安定しないPCだと、
・カクカク表示される
・ラグを感じる
・十分な実力を発揮できません
最高のパフォーマンスを目指すなら240FPS
プロや上位プレイヤーは、240Hzを目安にPCとモニターを選んでいます。
・よりなめらかに表示される
・言い訳できないスペック、後は実力を磨くのみ
240Hzのモニターを探す際はこちらの記事を参考にしてください
「240Hzが主流のFPS向けゲーミングモニターおすすめモデル」
PS4やSwitchの家庭用ゲーム機は60FPSが基本です。
コンシューマー機をメインでモニター選ぶ際は、60Hzを目安に考えるといいでしょう。
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バフとナーフの意味
オンラインゲームでよく耳にする バフ と ナーフ の意味を解説します
バフもナーフも、ゲームのバランス調整で良く使われる言葉です。
バフ(buff)の意味
buffは、「磨く」「研磨する」と言う意味の動詞です。
語源は、磨き仕上げに使用する皮です。
日本語で言うと「強化」です。
ナーフ(nerf)の意味
nerfは、「弱体化する」と言う意味の動詞です。
語源は、オモチャブランドらしいです。
日本語で言うと「弱化(弱体化)」です。
バフ/ナーフを行う2つの理由
バフもナーフも主に2つの役割があります。
ゲームのバランスを調整
強すぎる武器やスキルが実装されたままだと、ゲームの公平性が保てません。
例えばValorantで、特定のエージェント(例えばJett)が強すぎる場合、ジェットプレイヤーばかり活躍する競技シーンになってしまいます。
ランクでも強いキャラや役割のプレイヤーはランクが上げやすく、それ以外でもゲームに必要なキャラを使うプレイヤーのランクは下がってしまいます。
このような不平等を減らすために、バランス調整のためバフやナーフが行われます。
ゲーム環境が固定化するのを防ぐ
メタが定まってきてしまうと、FPSゲームに実装されている要素の一部分しか使われなくなります。
APEX Legendsで例えると、マスティフが強かったら他のショットガンや近接戦で強い武器は使われなくなります。
こういう場合、別武器をバフしたり、強すぎる武器をナーフすることで、プレイヤーの選択肢を広くすることができます。
これは、ゲームを飽きさせない目的で行われます。
関連記事
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オンラインゲームでよく起こるラグについて解説します。
「ラグい」、FPSゲームをやっていると致命的なトラブルです。しかも、何が原因で起こるかよく分からない。解決方法もよく分からない。
今回は、そんな悩ましいラグ(lagging)について説明します。
ラグの意味と症状
ラグは、遅延のことです。厳密にはタイムラグ(delay time)を指します。
コンピューター用語では、命令を入力してから、反映されるまでの遅延時間のことです。
FPSゲームでも同じで、表示が遅れる事を指します。
英語では、Lagging と言います。
「ラグい」は形容詞っぽい使われ方なので、英訳すると Lagy が当てはまりそうです。
FPSゲームでラグの症状は、
- カクツキ
- 画面飛び
- 表示遅れ
酷い場合だと、エイムした瞬間に敵がワープしたりします。
これは、敵の操作するキャラの移動コマンドが、サーバーで処理され、自分のPCで表示されるまでラグがあるために発生します。
ラグの起こる原因と調べ方
ネットワーク回線
多くの場合、ラグの原因はPING値です。
Gbpsなどの回線速度が注目されますが、一番の原因はPINGです。
もちろん、時間帯で混んでいたり、データ通信速度が問題になる場合もあります。
PCスペック
CPU、グラボ、メモリのスペックが足りない場合です。
この場合は、カクカクに見えたりします。
ソフトウェアトラブル(相性問題)
ウィルスソフトなどはオンラインゲームでは安全上は必須ですが、
ゲームとの相性は悩ましい問題です。
ラグの改善方法
ボトルネック(原因)の特定方法と解決のやり方です。
ゲーム内でFPSとPINGを表示する
これで大まかに切り分けられます。
PINGが出ない場合
この場合は、回線トラブルが原因です。
PING値の目安は10〜20msです。これくらいなら殆どの人がラグを感じずプレイできます。
東京にサーバーがあるゲームだと地方は不利です。
東京だとping 10msでも、九州や四国だと50msなんて場合もあります。
もちろん、契約している回線でも変わってきます。
PINGが遅い場合は、サポートに電話してみましょう。改善しない場合は解約して別回線にするしかありません。
FPSが出ない場合
この場合は、PCスペック不足です。
現状のFPSの目安は
ライト層なら 144Hz
ガチ勢は 240Hz
です。
これらを目安にグラボやモニターを選んでみてください。
ゲーム内表示で分からない場合
ゲーム中に重くなるタイミングでタスクマネージャーを見てみましょう
ここでCPU負荷やメモリ負荷、温度をチェックしましょう
リソースを多く使用するタスクやサービスをメモしておきましょう
ゲーム自体のタスクが重い場合
パソコンのリソース不足の可能性が高いです。
パーツ更新するかPC買い替えするしかありません
ゲーム以外のタスクが重くなっている場合
タスクが何の物か調べましょう
相性が悪い場合があります。
ウィルスソフトであった場合、別の物に買い替えたほうが良いかもしれません。
意外とデスクトップPCが高温になり過ぎる場合もあります。
その場合は、CPUクーラーやケースファンを変えたほうがいいです。
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サイトの意味と種類
サイトとは、銃を狙うときに使う装置のことです。
日本語だと 照準器 と言います。
バトロアFPS や EFTではサイトのカスタムが行え、プレイヤーによってどの銃を使い、どの銃
FPSゲームでは、等倍サイトと倍率サイトに分けて運用されてます。
等倍は近中距離レンジ、倍率サイトは遠距離レンジ
2つの銃火器が持てるゲームでは、
メインウェポンのアサルトライフル(AR)に等倍サイト、
サブウェポンにはスナイパーライフル(SR)やDMRで倍率サイトを乗せるといった具合です。
FPSゲームをこれからやろうという方向けに、サイトの種類と特徴を簡単に説明しておきます。
等倍サイトの種類
等倍サイトは近距離から中距離で運用するサイトです。ADSしてサイトを覗いても、目に見える対象の倍率が変わらないサイトです。
アイアンサイト(オープンサイト)
アイアンサイトとは、銃に標準で付いている照準器です。
オープンサイトとも呼ばれます。
銃の手前方向に凹形の突起物を置き、銃口付近に凸の突起物が設置されて、
凹の隙間から覗いて、AIMする対象に凸形状を合わせて撃つアイアンサイトが一般的なものです。
この前後の設置機器には凹凸以外にも様々な形状があります。
スコープを付けないこと、スコープを覗かないで撃つことを ノンスコ と言います。
アイアンサイトも ノンスコ に含まれます。
ドットサイト(レッドドットサイト)
サイトに照準用の赤い点が表示され、それを対象物に合わせてエイムするスコープのためレットドットサイトと呼ばれます。
FPSゲームでのレッドドットサイトは、シンプルな照準点表示が好きな人が好む等倍サイトです。
ドットサイトはホロサイトとよく比較されます。
ホロサイトに比べて ADS した際のレンズが小さくなります。
追いエイムする際に、対象物が筒の丸い縁の外に出ることもあります。
ホロサイト(ホログラフィックサイト、Holographic Sight)
ホロサイトはレーザーで四角い形状のレンズ上に、円と点が描写されるサイトです。
点は中距離でピンポイントをエイムするときに、
円は追いエイムするときに使いやすいサイトです。
また、ホロサイトは等倍サイトですが、完全な1倍ではなく1.2倍くらいの若干の倍率が設定されています。
一番の特徴は広いレンズで、ADSしながら追いエイムするときに、ホロサイトに描写された枠の中で行える広さがあることです。
機器自体が大きく、縁も幅が広いので、レンズの外にAIM対象が外れるとほぼ撃ち負けます。
倍率サイト(スコープ)
主に遠距離に運用されるサイトで、2倍から3倍、4倍、6倍〜と様々な倍率のサイトが実装されています。
ADSして、クロスヘア を対象に合わせて狙うサイトです。
レーザーサイト(レーザーポインタ、レーザー照準器)
レーザーサイトとは、直進する性質を持つレーザー光を直接目標に当てて狙う照準機のことです。
別名、レーザーポインタ、レーザー照準器、単にポインタとも呼びます。
可視光を使用したものでは、光線で敵が気付くことがあるため、目に見えない赤外線レーザーを使用し、ナイトビジョンで見るタイプもある。
サバゲーグッズなどで、IRと記載されているのがこのタイプ。IRとは、Infrared raysの略で、長波の不可視の光線、赤外線のことです。
通常の目で覗いてクロスヘアを合わせるサイトと異なり、腰撃ちのような覗かない姿勢でも狙いが付けられるのが特徴。その場合、初弾ヘッドショットのような精度は出せないので、連射可能なARやSMGで運用されることが多い。
高倍率のサイトと組み合わせるレーザーサイトも存在する。
サバイバルゲームで使うモデルガンのアタッチメントとしてのレーザーサイトは、ライト照射機能だけになっている。強いレーザーは、人間の目に当てると、視力障害のリスクがあるため規制されています。輸入品などで手に入れても、サバゲーでは使用しないように気を付けましょう。 -
FPSゲームのフルオートの意味
フルオートとは、トリガーを引いている間は銃弾を発射する銃のことを指します。
またその撃ち方のことをフルオートと言います。
1発ごとに レティクル が上に跳ね上がるので、フルオートの運用はリコイルコントロールが非常に重要です。
リコイルコントロールの意味は別記事「リコイル(recoil)の解説記事」を参照してください。
銃の機能としてフルオートは、マガジンの弾数すべてを撃ち出すことが出来ますが、一定数で撃ち止めることが多いです。
FPSゲームでは10発を超えた辺りからリコイルの難易度が高くなる仕様になっています。
トレーニングモード(BOT撃ち)などで銃の特性を確認しておきましょう。
通常は10発あれば 2キル獲れる弾数なので、ここで撃ち止めるのは理にかなっています。
キル獲って一息ついて、余裕があるならリロードも行います。
実際の銃でも、フルオートで撃ち続けると、バレル(銃身)が熱を持ち変形します。銃の寿命が短くなりますし、命中精度もさがります。なのでゲームは実際の銃をリアルに再現している使用です。
セミオートの意味
セミオートとは、トリガーを引くと弾が1発撃ち出されます。次弾も装填されます。
アサルトライフルは、フルオートからセミオートに切り替えられるようになっているゲームが多いです。
セミオートのことを「単発撃ち」とも呼びます
セミオート/フルオートは実際の銃でも採用されている切り替え機能です。
FPSゲームでのセミオート/フルオートの運用
ゲームタイトルによっては、セミオートで連打したほうが強いものもあります。
タップが早いプレイヤーはこの仕様を使いこなします。
「タップ撃ちの解説」
安心してください、タップが遅くてもFPSゲームは強くなれます。
実際、すべてのタイトルでフルオートしか使わないというプロゲーマーも多く活躍しています。
理論値はあくまで理論値ってことです。
タップ撃ちの速度を練習するより、フルオートでのリコイル と 追いAIM を鍛えたほうが活躍できる場面は多いです。