"ゲーミングPC環境"カテゴリーの記事一覧
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パソコンに関する用語で分かり難いものを解説しています。
この記事は、解説済みの用語をまとめた見出しです。
ゲーミングパソコン関連の用語一覧
ゲーミングPC関連の用語 と FPSゲームの用語がごちゃ混ぜになっていたので、パソコン関連用語は別にわけることにしました。
FPS関連用語はこれまで通りのURLです。
FPS用語一覧(URL:http://fpsaim.blog.shinobi.jp/glossary/index)
あ〜お
か〜こ
さ〜そ
た〜と
な〜の
は〜ほ
ま〜も
や〜よ
ら〜ろ
わ・を・ん
A〜Z・0〜9 -
ゲーミングパソコンのエアフローの解説です。十分なパフォーマンスを出すのにも重要ですし、高いPCを長く使うためにも重要です。
エアフローの意味
読んで字のごとく。そのまま、Air(空気) の Flow(流れ)のことです。
エアフローが必要な理由
なんでパソコンに空気の流れが必要なのかというと、
ゲーミングパソコンのような高スペックパソコンは、CPUやGPUを中心に高い熱を出しながら稼働します。
熱は部品から放熱用のパーツ(放熱フィン)から空気中吐き出され、部品を冷やします。
このままだとPCケース無いが高温になってしまうので、空気の流れを作ってパソコンの外に吐き出すのがエアフローです。
(水冷パソコンは考えないことにします)
デスクトップPCのエアフロー基本
CPUファンやケースファン、電源を取り付ける向きを決めるのに重要です
- 前から後ろ(Front to Back)
- 下から上(Under to Upper)
エアフローを考え正しくパーツを取り付けましょう。
筆者は、ケース天板(上部)のファンを逆に付けて、温度エラーのブルスク出したことあります。
1つのファンでも大きく変わってしまうエアフローなので、注意してください。
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FANの交換と追加のススメ
ゲーミングPCは、高スペックパーツを搭載しています。
高負荷のFPSゲームをプレイすると、熱を持ちます
- CPU
- グラボ
- M.2 SSD
- メモリ
- ハードディスク
BTOパソコンでも、自作のPCケースでも、
デフォルトだとケースファンが1つしか付いてません。
(高価なモデルだと2つ付いているものもあります)
PCケースはケースファンがもっと沢山搭載できるようになってます。
パソコンケースの廃熱(エアフロー)の基本
- 前から新鮮な冷たい空気を吸い込んで
- 後から暖かい熱と共に空気を排出する
- 上面にファンや通気口がある場合、上も排気用
ケースファンが後ろに1つしかない場合
1つ追加するなら前面に追加します。
2つ追加するなら、前面1つと上面1つ
前面1つと背面2つ
ファンのサイズについて
ケースによって取り付けられるファンは決まっていますが、
ほとんどの場合、8cm12cm14cmこの3つのうちのどれかです。
説明書など無くても、定規で穴の位置を測れば簡単に取り付けられるファンは分かります。
8cm(80mm)のおすすめケースファン
CoolerMaster SickleFlow 80
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GELID 静音ファン Silent 80mm ハイドロダイナミックベアリング採用静音FAN
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12cm(120mm)のおすすめケースファン
GELID 静音ファン Silent PWM 120mm ハイドロダイナミックベアリング採用静音FAN
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値段は1,000円前後ですが、自作PC愛好家に評判が良いファンです。
安くて静かなファンが欲しければGLIDです。
LEDなど飾り気は無いです。
サイズ SCYTHE オリジナル設計12cmケースファン 新開発渦巻状フィン
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SCYTHEのファンはこの羽が多く、1カキで大きく空気を取り込む形状が特徴
通常はこういう形状にすると音がうるさくなるのですが、サイズの新型ファンは静音性も高く人気です。
そしてこれも安い。
Thermaltake Riing Quad PLUS 12 RGB(ファン3つ、コントローラー付き)
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どうせファン追加でPCケース開けるなら、3つセットのこれに取り替える。
サイドパネルがガラスパネルになっているケースなら、かなりテンション上がるライティングができます。
Cooler Master MasterFan MF120 Halo
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ケースファンと言ったらクーラーマスターですね
特にLED付きモデルのかっこよさは他の追随を許さない完成度の高さ
ENERMAX 12cm 冷却ファン D.F.プレッシャー PWM方式 高静圧 UCDFP12P
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エナーマックスは、筆者愛用のファンです。
少し高いけど、サポートの良さと品質の高さから、迷ったらENERMAX買っちゃってます。
14cm(14mm)のおすすめケースファン
GELID ケースファン 14cm SILENT14 PWM/AM
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安くて冷えて静かなファンならこれです
Thermaltake Pure Duo 14 ARGB White 2本セット
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2つセット
LEDライティング付きなので、フロントパネルやサイドパネルがクリア(ガラス)になっているケースに最適です。
ENERMAX エナーマックス PCケースファン クラスターアドバンス14㎝ UCCLA14P
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PCファンの取り付けネジについて
ファンは静音タイプを選びましょう
高付加のゲーミングPCだと高回転で回ることがあり、その際は結構な音が出ます。
それと、取り付けネジですが、とにかくシッカリぴったり取り付けましょう。
ガタがあるとかなり不快な音が出ます。
もしケースとファンに微妙な隙間ができちゃうような場合は、樹脂やゴム製のピンを使いましょう
残念ながらファンはプラスチックなので変形しますし、そこまで高い精度は出せません。
ケースもアルミなので変形してしまうこともあります。
ゴムブッシュであらかじめ ノイズ対策 していた方が、長くストレスないFPSゲームライフがおくれます。
ゴムブッシュタイプの固定ネジのメリット
・ノイズ対策(静音性)
・緩み防止
ファンの様な回転するパーツは振動が発生するので、定期的に締め直しが必要です。
ゴムブッシュは、もともと締め付けて固定するのではなく、ゴムの伸び縮みがあるので振動で緩むことはありません。
CPUファンなどは最初からバネを組み込んだゆるみ止め機構が組み込まれています。
PWMって何?
PWMとは、Pulse Width Modulationの略です。
日本語では「パルス幅可変方式」と言います。
簡単に言うと、ファンの回転速度を制御するファンです。
ケース内が高温になる、高負荷のタイミングで回転数を上げて、
負荷が軽いときは低速回転するファンのことです。
PWM非対応のFANは、PC電源に線を接続して稼働させます。
PWM対応のFANは、マザーボードのFAN電源コネクタから電源取ります。
CPUファンと同様にPCの温度が上がる高負荷タイミングでファンを高回転にしてくれます。
なので、負荷が軽いときの電気代節約と、ノイズ低減に効果がある機能です。
ファンの取り付ける方向
PCファンは、表裏が決まっていて、どのメーカーでも同じです。
ファンの中央にメーカーのロゴシールが貼ってある方向が正面です。
正面は風が出る方向になってます。扇風機をイメージして覚えましょう。
ケースに取り付ける際は、
背面にファンを取り付けるなら、外側をシールが向くように取り付けます。(上面も同じですう)
前面にファンを取り付けるなら、PCケースの内部を向くように取り付けます。
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フレームレートって何?
フレームレートは、動画再生やゲームの描画の滑らかさを表す数値です。
動画は静止画がたくさん集まって、それを連続して切り替えて動いているように見せています。
アニメがパラパラと原画を繋ぎ合させて作られるのとイメージは一緒です。
パラパラ漫画の要領といえば分かり易いですね。
フレームレートは、1秒間に表示する静止画の数(コマ数)のことです。
フレームレートの単位に使われるのが、FPS(Frame Per Second)です。
1秒間に何フレーム表示するか表しているので、FPSが大きい方がなめらかに表示されます。
逆にFPSが小さい数値だと、映像がカクカクして見えます。
FPSの目安
まずはパソコンで、ゲームをプレイしてみてどれくらいFPS出るかチェックします。
殆どのゲームでPINGとFPSは表示出来るはすです。
関連記事「【用語解説】PING(ピング、ピン)」
出来ない場合はGeForceの機能でも表示できます。
そして、そのFPSに合わせてモニターを選ぶといいでしょう。
144Hzしか出ないPCに320Hzのモニター買っても宝の持ち腐れなので。
このブログは、パソコンでFPSゲームを遊ぶ人向けに作ったのもです。
まず目指すのは144FPS
・快適にFPSゲームがプレイできるフレームレート
・滑らかに描画されて見えます
・FPSゲームのパフォーマンスにも十分に実力を反映できます。
144Hz出ない場合は、PCパーツ構成を見直しましょう。
144Hzが安定しないPCだと、
・カクカク表示される
・ラグを感じる
・十分な実力を発揮できません
最高のパフォーマンスを目指すなら240FPS
プロや上位プレイヤーは、240Hzを目安にPCとモニターを選んでいます。
・よりなめらかに表示される
・言い訳できないスペック、後は実力を磨くのみ
240Hzのモニターを探す際はこちらの記事を参考にしてください
「240Hzが主流のFPS向けゲーミングモニターおすすめモデル」
PS4やSwitchの家庭用ゲーム機は60FPSが基本です。
コンシューマー機をメインでモニター選ぶ際は、60Hzを目安に考えるといいでしょう。
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オンラインゲームでよく起こるラグについて解説します。
「ラグい」、FPSゲームをやっていると致命的なトラブルです。しかも、何が原因で起こるかよく分からない。解決方法もよく分からない。
今回は、そんな悩ましいラグ(lagging)について説明します。
ラグの意味と症状
ラグは、遅延のことです。厳密にはタイムラグ(delay time)を指します。
コンピューター用語では、命令を入力してから、反映されるまでの遅延時間のことです。
FPSゲームでも同じで、表示が遅れる事を指します。
英語では、Lagging と言います。
「ラグい」は形容詞っぽい使われ方なので、英訳すると Lagy が当てはまりそうです。
FPSゲームでラグの症状は、
- カクツキ
- 画面飛び
- 表示遅れ
酷い場合だと、エイムした瞬間に敵がワープしたりします。
これは、敵の操作するキャラの移動コマンドが、サーバーで処理され、自分のPCで表示されるまでラグがあるために発生します。
ラグの起こる原因と調べ方
ネットワーク回線
多くの場合、ラグの原因はPING値です。
Gbpsなどの回線速度が注目されますが、一番の原因はPINGです。
もちろん、時間帯で混んでいたり、データ通信速度が問題になる場合もあります。
PCスペック
CPU、グラボ、メモリのスペックが足りない場合です。
この場合は、カクカクに見えたりします。
ソフトウェアトラブル(相性問題)
ウィルスソフトなどはオンラインゲームでは安全上は必須ですが、
ゲームとの相性は悩ましい問題です。
ラグの改善方法
ボトルネック(原因)の特定方法と解決のやり方です。
ゲーム内でFPSとPINGを表示する
これで大まかに切り分けられます。
PINGが出ない場合
この場合は、回線トラブルが原因です。
PING値の目安は10〜20msです。これくらいなら殆どの人がラグを感じずプレイできます。
東京にサーバーがあるゲームだと地方は不利です。
東京だとping 10msでも、九州や四国だと50msなんて場合もあります。
もちろん、契約している回線でも変わってきます。
PINGが遅い場合は、サポートに電話してみましょう。改善しない場合は解約して別回線にするしかありません。
FPSが出ない場合
この場合は、PCスペック不足です。
現状のFPSの目安は
ライト層なら 144Hz
ガチ勢は 240Hz
です。
これらを目安にグラボやモニターを選んでみてください。
ゲーム内表示で分からない場合
ゲーム中に重くなるタイミングでタスクマネージャーを見てみましょう
ここでCPU負荷やメモリ負荷、温度をチェックしましょう
リソースを多く使用するタスクやサービスをメモしておきましょう
ゲーム自体のタスクが重い場合
パソコンのリソース不足の可能性が高いです。
パーツ更新するかPC買い替えするしかありません
ゲーム以外のタスクが重くなっている場合
タスクが何の物か調べましょう
相性が悪い場合があります。
ウィルスソフトであった場合、別の物に買い替えたほうが良いかもしれません。
意外とデスクトップPCが高温になり過ぎる場合もあります。
その場合は、CPUクーラーやケースファンを変えたほうがいいです。